あらすじ
ユニークな商品づくりで愛される飲料メーカー「月夜野ドリンク」で、知的財産部の一員として働く藤崎亜季。異動して早々に、商標乗っ取り、パロディ商品訴訟と課題は山積み。懸命に仕事に向き合うも空まわり、上司で弁理士の北脇に怒られてばかりだった……。しかし最近は着実に成長中で、早く一人前になったと認めてもらうべく、知財部での仕事にますます奮闘している。そんな亜季だが、社員みんなの汗と涙と努力の結晶を守り抜く「知財部」のお仕事に、待ったは無し!? 人気商品の立体商標や、知財と絡む複雑な社内政治の行方など、一難去ってまた一難。さらに大きな壁が立ちはだかって……?
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Posted by ブクログ
続編が出てとても嬉しい!少しやわらかくなった北脇と、ガッツのある亜季はとてもいいコンビ。
特許やらなにやらやって、ややこしいなぁ。けど、最後の野原の言葉でとても納得。
Posted by ブクログ
会社の特許を扱う知財部を舞台にしたお仕事小説の二巻目。
一巻はかなり昔に読んで面白かった記憶があるので、期待して読んだ。
お仕事小説ってやっぱり、仕事上で大きな困難があって追い詰められて、それを努力や機転で逆転していく爽快感が肝だと思うのだけど、そう言う意味で期待通りの王道展開で面白かった。
個人的には知財のことをもっと知ってたら、もっと面白味が増したかもと思った。
あと二人の恋愛進展はかなり焦ったいけども^^
ラストで次巻を書く気満々の引きがあったので、次はけっこう早く出るのかな?
期待している。
Posted by ブクログ
特許庁の審査官とのやり取りで、亜季が一層成長していてすごいなと感じました。審査官たちは、企業の知財部や特許事務所と立場は違えど志を同じくする仲間なんですね。
そして心を贈り合っているの、良いですね。読んでいてほわほわしました。
……などと思っていたら、不穏すぎるラストに慄きました。あの人が勤めてる会社ってアレの会社で、しかもしかも!3巻が楽しみです。