【感想・ネタバレ】奇書の世界史2 歴史を動かす“もっとヤバい書物”の物語のレビュー

あらすじ

ベストセラー『奇書の世界史』待望の第2弾がついに書籍化! 前作を超える、驚きの奇書とその歴史を紹介。

『ノストラダムスの大予言』……世界一有名な占い師はどんな未来もお見通しだった!……のか?
『シオン賢者の議定書』……かの独裁者を大量虐殺へ駆り立てた人種差別についての偽書
『疫神の詫び証文』……伝染病の収束を願って創り出した、疫病神からのお便り
『産褥熱の病理』……ウイルス学誕生前に突き止めた「手洗いの重要性」について
『Liber Primus』……諜報機関の採用試験か? ただの愉快犯か? ネットに突如現れた謎解きゲーム
『盂蘭盆経』……儒教と仏教の仲を取り持った「偽経」
『農業生物学』……科学的根拠なしの「“画期的な”農業技術」について
『動物の解放』……食事の未来を変えるかもしれない、動物への道徳的配慮について

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ユダヤ人大虐殺を招いた史上最悪の偽書「シオン賢者の議定書」、ロシアや中国の大飢饉を招いた「農業生物学」が世に出てしまった経緯が興味深い。
権力者におもねるために小人物によって偽書は生み出され、多くの犠牲者を出してしまうのがやりきれない。

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2025年01月09日

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