あらすじ
妹と夫を地獄へ…妻が手にしたのは毒薬！？
海神の末裔である高良家が支配する、小さな島に生まれた双子の姉妹、稔と凪。凪は高良家の次期当主・朝和と密かに想い合っていたが、朝和の嫁となる「海神の巫女」には姉の稔が選ばれてしまう…
結婚後、朝和と凪が未だ想い合ってるという事実に気づいた稔は、復讐に燃える。高良家の巫女の媚薬である「催眠薬」で凪を傷物にする計画をたて、朝和には偽装妊娠を告げて二人を追い詰める。稔の策略に気づかないままの二人は…！？
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すれ違いではなく
凪のためにどんな手段を使っても当主の座を手にすることを誓ってしまった、朝和。
義母の思惑におどらされ、凪への憎悪に溺れそうな稔。
朝和への想いに蓋をし大切な片割れである稔の幸せを願う凪。
決して交わらない、ほんの少しもかすりもしない、三人の決着はどこなのか、心配でもあり楽しみでもあり、目が離せないです。
朝和さんの凪に対する言葉に…もう胸がギュッとなりました…。なのに…せっかく誤解も解けて、想いも伝えたのに…。稔に続き、朝和さんまで闇に落ちていく…。でも、氷のように冷たい表情の朝和さん、最高に美しい…。
切ない
登場人物それぞれの気持ちを思うと切ないです。
孤独に立たされた稔の気持ちも悲しいし、
全ての人がハッピーになれる着地点が分かりません。
切なくドキドキするストーリーから、目が離せません。
何だか怖くなってきた
根底に大きな純粋な結末を望む気持ちがありながらどんどん歪んでいってしまう辛さ！でも絵が綺麗で美しい登場人物が苦痛に苦しむのは何だかもっと見たい気がします。
