あらすじ
巫女の秘薬の存在が、バレるー…!?
夫・朝和に「道具」扱いされ、
義母への不信感から孤独を深める稔。
救いを求めたのは、唯一心配してくれた
凪の先輩・塩町だった。
秘薬で暗示をかけ従順になった塩町との
逢瀬を心の拠り所にしてきた稔だが、
実は暗示はかかっておらず、
更に薬の存在がバレてしまい…!?
感情タグBEST3
自分で自分をせめる時が一番辛いと思うのだけど、稔が正にその状態で…。
稔は今まで、周りから好かれることが当たり前で、嫌われる凪を庇ってたけど、ほんとに凪のことを思ってるようには全然見えなかった。
凪や朝和のことも、自分が本当に人を好きになったことがなかったから、凪と朝和のことを思いやることもできなかったんだろうな。
塩町先生という本当に好きな人ができて、やっと凪と朝和の気持ちを思いやれるようになったし、周りから冷たい態度を取られて、初めて凪の気持ちがほんとにわかって、凪の優しさ、自分の醜さに気づいたんだろうな。
よかったけど、義母の悪魔ぶりが予想を上回っていて、稔じゃ太刀打ち出来なさそう(^_^;)
やっと光が!と思ったのに
稔が不憫すぎて辛い…
どこにも救いがないと思っていたら、
意外なところに味方が!
なのに朝和とのすれ違いから
悲劇が起こりそうな…
島の呪縛、恐ろしいです。
そして一番怖いのはやはり人間なのだと
気付かされる作品。
幸せは訪れるのだろうか?!
物悲しい話
はじめはそれぞれの思惑が明るみになればスッキリするかなと思っていましたが、やはり今回も皆が幸せにはなれない、スッキリしない状態のまま終わってしまいました。でも今回も悲しい話で終わりましたが、せめて稔が正気になってくれて良かったです。