【感想・ネタバレ】室町無頼(下)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

唐崎の古老のもと、過酷な鍛錬を積んだ才蔵は、圧倒的な棒術で荒くれ者らを次々倒す兵法者になる。一方、民たちを束ね一揆を謀る兵衛は、敵対する立場となる幕府側の道賢に密約を持ちかける。かつて道賢を愛し、今は兵衛の情婦である遊女の芳王子は、二人の行く末を案じていた。そして、ついに蜂起の日はやってきた。時代を向こうに回した無頼たちの運命に胸が熱くなる、大胆不敵な歴史巨編。(解説・早島大祐)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

相国寺大塔が作中の重要な拠点、平安時代から京都には巨大なモニュメントが聳え立つ(古代から巨大建造物が大好きな国、トップ3の「雲太」「和二」「京三」の京=大極殿が相国寺大塔(110メートル)にとって代わられた)
正直、一揆の後の才蔵後日譚がくどかったのだが、あとがきで、逆に作者が拘り書き足した部分だとしる
主人公や周囲の生きざまが爽快だったが、作者の時代をすべて語りつくしたいという欲望を感じる・・・作家のサガ

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2025年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

才蔵の鬼のような強さに圧倒される。かっこいい。兵衛と道賢の最期は悲しかった。みんな生きていてほしかったと思うほど、それぞれ好きになってた。

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2024年07月24日

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