あらすじ
噛みしめるのはパンのおいしさだけじゃない。横浜山手のホテル・猫番館で働くパン職人(ブーランジェール)の紗良。ここに勤めて早3ヵ月。今日も「事情」を抱えたお客様がやって来る。長逗留して新作を執筆する小説家は、「今後はパンを出すな」と言い放ち……!? ホテルが舞台の、おもてなしに満ちたハートウォームストーリー。声援(エール)が聞こえるさくらんぼのデニッシュ、旧く甘い記憶を呼びおこすマロンコロネなどが焼きあがってます。
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誰かを思いやって一生懸命働いた人たちが、素敵な結果を掴んでいく‥みんないい人なこの物語にとても励まされました。
社会に出て、辛いことが多い、だるい、税金高い‥文句たらたらな現実の中にいましたけど、読み終わったあと、また頑張ろって思えました。
頑張ってる人への応援歌みたいな本です。
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とても良かったです!
私が小湊さんの作品と出会ったのは「ゆきうさぎ」シリーズでした。優しい心温まる描写と読者を決して嫌な気持ちにさせない物語に惹き込まれました。
そして今回、猫番館シリーズを知り読み始めたところやはり小湊さんの作品には癒されました☺️ゆきうさぎとはまた違った人々と職業ですが、猫が登場したりゆきうさぎに登場したあの人物も出てきます!
続編も読みたいと思いました!
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どのお話も温かくて良かったですが、最後のガーデンウェディングのお話がとても心に残りました。 娘の結婚を反対している父はガーデンウェディングパーティーに来てくれるのかどうか・・・!? スタッフも含めて、楽しい式にしようとしているホテル猫番館の活躍やいかに・・・!?
2巻。
1巻でも思いましたが、紗良さんの叔父様・誠さんがカッコイイです。なので特に小夏さんの話が良かった。そこで詳しい描写のあった猫番館のスイートルーム、勿論高いけれど素敵ですね~^^❤(泊まってみたい!)。紗良さんと要さんの今後も気になるけれど(要さんに関しては謎な部分が出てきたので過去も気になりますが)、叔父様の今後も楽しみです。あと【ゆきうさぎ】シリーズとのリンクも楽しかったです。あのバーでの後日、あちらの最終巻・巻末番外編の話になるワケだ~と嬉しくなりました。次巻も楽しみです♪
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叔父と元カノ上手く行くかと思ったけど、相手が居て残念。その分、小夏と叔父が上手くいって欲しい!紗良にとってはその世界しか知らなかった事が、実はかなり時代錯誤な家柄ってのに気づけただけでも救いなのかと。要と良い感じになってきてこの先楽しみです。
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面白かった。ただ要にイラッときた。紗良が箱入り娘らしくウブで素直なので余計に要にイラッとする。隼介と紗良のやりとりも大分コミカルになってきて面白い。マダムの小休止もたのしいです。
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1カ月ぶりのシリーズ2作目です。
1作目から変わらず、良い関係性が築けているホテルスタッフ間の小気味いいやり取りが、心地よかったです。おいしそうなパンやスイーツ、料理の数々にも癒やされます。
誰かを傷つけたり、傷つけられたりがない、このような小説はほどよい息抜きになります。
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猫番館2巻目。
今作も美味しそうなパンがたくさん✨
お客さんを通じてスタッフに話が繋がっていくことで、紗良以外の猫番館のキャラクターの輪郭も少しずつはっきりしてきた^^
人間の話だけじゃなく間にマダム視点の小休止が入るのも読みやすい。
そしてやっぱり紗良の軽口にブリザードの塩対応する隼介のやりとり好きだなぁ笑
一方要は正直あんまり好きになれない……格好良くて仕事も出来るのは確かなんだろうけど、要みたいなタイプと付き合うと苦労すると思う…
しかも「猫耳姿が見たい」とか「ミニスカサンタ似合いそう」とか普通にセクハラだし中身おっさんじゃん!^^;
個人的に恋愛ものには興味ないので今後恋愛に発展しないで欲しいなぁ……と言っても結局そうなるんだろうけど(ー ー;)
マロンクリームのコロネが食べたい✨
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シリーズ2作目。美味しい料理、パンやデザートとともに登場人物の過去も明らかになりより物語にも惹き込まれました。出てくる人たちに悪者がいないことに安心感があります。[ゆきうさぎ]の人たちのその後にも触れられていてゆきうさぎファンの自分としてはとても楽しめました。
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☆4
シリーズ第2弾
「猫番館」でパン職人として働き始めて、3ヶ月が経った紗良。
今作でも様々な“事情“を抱えたお客様が「猫番館」にやって来て、心が温まったり、ちょっぴり切なくなったり…とても楽しませてもらいました!
「猫番館」のスイートルーム!私も宿泊してみたいです(*´˘`*)♡
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追いかけているシリーズ2冊目。
パンはもちろんだけれど、出てくるお料理がすべて美味しそう。
マダム視点のお話も、誰か視点も、温かみがあってほのぼの。
主人公のサラの素直さ、芯の強さ、が羨ましい。
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スタッフの過去と現在が、合わさるお話がメインでしたが、素敵なホテルで仕事はしっかりなのが、いいです。
『ゆきうさぎのお品書き』も蓮さん伝いで描かれて、マダムの小話好きです。
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ホテル猫番館でパン職人をしている紗良。パン職人としての仕事の枠を越えても、お客様のために何かしたい。と思っている紗良の一生懸命さは見ていて気持ちがいい。相変わらず隼人にはよく怒られているけど、あまり凹まなくなってきているから、そのシーンを見ると何だか笑ってしまうし。優しい人たちがいるホテルで、リフレッシュしていくお客様と、それを心から喜ぶ従業員たち。そんな場面をもっと読みたくなる本だった。
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紗良って本当にいい子で素直。
そんな紗良だから、パンを出すなという滞在客も心を開く。
ホテルに泊まって思いっきり贅沢をするって素敵。
そういう時間とお金の使い方って憧れる。
マダムのパートも大好きだし、次はどんなお客様が滞在するのか楽しみ。
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シリーズ2作目。
今作は主人公、紗良が猫番館に就職して3ヶ月経った頃の話。
同じホテルで働くスタッフの、過去の思い出を交えながらのストーリーでした。
今作も美味しそうなパンが登場。
中でも、マロンクリームのコロネがとても気になりました。
美味しそうですよね。食べてみたいです( ꈍᴗꈍ)
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要と紗良の距離が少し近づいた気がする2巻。
元職員で現小説家の客のもてなしや、小夏や誠の過去に関わる話。
ウェディングのおもてなしの話では、こんなホテルでレストランウェディングできたら、幸せだなって思った。
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シリーズ第二弾。
パン職人の紗良が〈猫番館〉で働き始めて早3か月。
ある日、長逗留中の売れっ子小説家に“今後はパンを出さないでほしい”と言われてしまいます。
件の小説家はなんと〈猫番館〉の元スタッフだった事が判明して・・(「黒猫とデニッシュ」)。
このシリーズは一応紗良が主人公ではあるのですが、群像劇的な要素もあります。
“ホテル”というシチュエーションと群像劇は相性が良いですものね。
さて、今回はベル・スタッフの小夏が〈猫番館〉で働く前のお話(「おひとりさまスイートルーム」)や、紗良の叔父でパティシエの誠と元恋人の話(「赤い靴のセレナーデ」)など、〈猫番館〉の従業員たちの過去の話が多かったです。
どの話も心温まる読後感で安心の読み心地なのですが、個人的には小夏メインの「おひとりさまスイートルーム」と、要の恩師と元同級生のウェディングパーティーの話「薔薇園で祝宴を」が好きでした。
小夏の趣味の“おひとりさまホテルステイ”は非日常空間を味わえて気分が上がるのがめっちゃ共感しますし、ボーナスはたいて〈猫番館〉のスイートルームに宿泊なんて羨ましい限りですね。
そして「薔薇園で・・」の方は結婚に反対していた新婦の父親がパーティーへサプライズ参加するという心憎い展開に、読んでいるこちらも幸せな気持ちになりました。
ところで、イケオジの誠さんと小夏さんは年の差はあれど結構お似合いだと思うのですがどうなのでしょう?
そして紗良にちょっかい出すのが大好きな要も、すでにラブ路線が見え隠れしておりますぞ?
という感じで〈猫番館〉スタッフの関係の進展も含めて今後の展開が楽しみな私です。
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猫番街ホテルにパン職人として勤める沙羅いろんな人が事情を抱えた人たちがホテルに来て巡り合うその1人の従業員も事情を抱えこのホテルに来てやがてここの職員となった