あらすじ
「……今日は、帰らなくても、いいですか……?」
文化祭の喧騒も過ぎ去り、日常が戻ってくる。周は真昼への思いを改めて言葉にして伝え、ともに将来を誓いあった。さらにそれをかたちにしたものをプレゼントしたい周は、慣れないアルバイトを始めることにする。
一方、周の帰りを待つことになった真昼も、寂しさを抱えながらも、周への気持ちを伝えるべく密かに行動するのだった……。
これは、甘くて焦れったい、恋の物語――。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
【☆尊死注意☆】ぶっちぎりで尊いラブコメラノベ!
これは意識し合っているのになかなか距離が縮まらない、両片思いの焦れったい恋模様を描いた作品だ。
マンションの隣同士に住む周と真昼。
とある雨の日、周が真昼に傘を貸したことをきっかけに二人は関わりを持つことになる。
はじめは恋愛感情も無くシビアな関係だった彼らだが、次第にお互いのことを知り信頼を寄せていく。
ありふれた日常の中で、少しずつ変化する二人の関係性がとても丁寧に描かれており、互いに甘え甘えられつつ素直になれない様(そしてその度合いの変化)に悶えること必至。
そんな至高のラブコメ作品だ。
基本的に周が奥手でヘタレであるがゆえの焦れったさだが、そんな周に真昼が惹かれハマっていくところがポイント。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
前巻までの周君の問題点が大体解決しててよかった。 周くんヘタレ問題は、そもそも責任取れない時期にやるわけないだろ、避妊って100%では無いんですよね。という正論で返した上で、真昼さんのアピールに乗って今できる範囲まではヤッたっぽいし。 人頼れや問題は、キチンと察した父親によって諭された上で、樹たちにガチ拗ねされたから、これからは気を付けるだろうし。 後は自己評価だけだな!
なんか、周くんの父親に対する大好きが滲み出てる感じ可愛すぎてヤバイ。あと、バイトから帰ってきたときの駆け寄ってくる真昼さんからの挿絵は少し破壊力高すぎる。
匿名
尊い、浄化される。
尊い、浄化される。
今回は周くんがとある覚悟を決めて、それに向けてバイトを始めました。
学生でそこまで考えて動く周くんは格好いいです。
そして真昼さんは相変わらず可愛い。
次巻も楽しみです。
匿名
先が早くみたい
読んでいて幸せな気持ちになりますが、なかなか進展しないので少し焦ったくは感じます。
ただ話の流れ的にそろそろ一山来そうな気もしますので、次巻が楽しみです。
匿名
これまで通りの口から砂糖が出そうなほどの甘々な展開は好きなのでとても良いです。
ただ
・友人との会話→なんだおのろけか→のろけてるつもりはない
・いちゃつく→あまねくんが望むなら→責任取れるまではNo!
のような同じ流れが何回かあって気になってしまった。次巻に期待したい。