あらすじ
絶体絶命のフリード！ さらに嵐を呼ぶ、千年ぶりの再、会……!? コミカライズ『婚約者編』も大好評のシリーズ第９巻!! サハージャ軍討伐へと、フリードを送り出したリディ。主への襲撃を防ぐため姿を見せるカインだが、リディを狙い宿敵シェアトが現れる。戦いの中、シェアトがマクシミリアンにつく理由を知ったカインは、己の野心に世界を巻き込む男が本当にお前の願いを聞き入れると思うのかと、彼の心を揺さぶるが……。時同じくして、熱く大きく花を開かせるリディの王華。最愛の夫フリードの身に危険が迫る――！
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サハージャとの戦いが終わった。こんなのあり？って思ったけど、まあ面白かったし、良かったのかなと思う。
この巻ではシェアトの話が印象的だった。暗殺者なんて許せないと思うけど、彼の過去とかを知ったらなんとも言えない気持ちに。お母さんの話、シェアトが最初に出てきた時から気になってたんだけど、こういうことなのかと、納得しました…。切ない。
最後はいつものリディとフリードのラブラブな感じが見られて良かった。
最後
人を裏切り続けた、マクシミリアンの
最後は、シェアトにね～制裁をうけ、
カインは、リディという主に出逢い幸せな人生を歩めて良かったです。
以外な真実
リディーとフリートが生まれ変わり夫婦だったとは。王花の意味と結びつきにも、もっと深い意味があったんですね〜！
マクシミリアンのリディーへの執着が愛情でした。報われない思いがちょっと可哀そうに思えましたが、自分勝手で嘘つきな所が上回りましたね。
アーレウスが予想外すぎる。笑
webで読んでて想像していた姿以上にポップに描かれているアーレウスにビックリです。笑
そして前シリーズからずっと敵対していたマクシミリアンがまさかの最期で・・・ここはwebでも書かれてなかったのでわりと衝撃的でした。いよいよ王太子妃編も終わりが近づいているってことなのかなー。寂しい。
ある意味ひと区切りだけど…
王太子妃編も早くも9巻。
今巻の内容からするとまだまだ続くことが予想できる。
とはいえ、割と早い段階でマクシミリアン王が片付いてしまったから、この魚展開は予測しづらい。
マクシミリアンの結末はある意味自業自得。本当に自己中な人物だった…。
シエアトの過去や、魔女ギルティアのやらかしなど色々なことが解明される、読み応えのある巻だった。
それでも新たな話の種がそこかしこに撒かれているので、当面は楽しめそう。
主旋律がとても充実しているのだから、TL作品とはいえ、無理にお色気シーンは入れる必要はなかったのではないかな、と思う。
なんというか、サハージャ国王と黒の背教者の重た〜いエピソードの後に、神剣に宿る古の精霊の濃ゆ〜いゆるキャラ？で、それこそ物語の雰囲気は中和されたと思います笑。
しかも描かれたえちはスローセックス！ 神剣を使って昂りがあるだろうに。彼も大人になりました～笑。彼女の方は歓びつつも随分と悶えていたように思います。善き哉。ふふふ〜
それと彼の両親、現国王とその王妃がちゅっちゅしている挿絵に萌〜
本シリーズも、前シリーズと同様10巻完結？？ ならば王太子妃編の後はやはり王妃編を、と気が急いてしまいます…
シリーズ作品レビュー
