あらすじ
邪神を倒しレベル上限を突破した私、ユミエラ。準備中のパトリックとの結婚式が大仰になってきて軽くマリッジブルーの真っ最中だ。しかも彼の兄が出席を拒んでいるという。
つい勢いで家出して、うっかり隣国にたどり着いてしまったが……何かこの国、私をナマハゲみたいに恐れているんですけど?
騒ぎになっても困るので、訳ありらしき謎の人に匿われて潜伏していたら、隣国の権力争いが絡む陰謀に巻き込まれて戦場に出かけることになり――え、標的は実は私!?
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『百花宮のお掃除係 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。』(著:黒辺 あゆみ)のお試し版が収録されています。
感情タグBEST3
パトリックがんばれ
パトリックと売り言葉に買い言葉、月を目指して飛び立ったユミエラだったが。
リバウンドした先はなんと。
結婚に反対し会うのを避けられていたパトリックのお兄さまの潜伏先だった。
もちろんお互い誰とはわからず。
隣国だったこともありユミエラは自分の正体を隠すことに。
お互いの正体に気付かぬまま互いの境遇を語り合うところも可笑しかったのですが。
お兄さまが隣国にいた目的である両国の政治的パフォーマンス、隣国とアッシュバトンがぶつかり合う作戦でのユミエラの活躍?ではなく暴走がすごかった。
敵国軍挙げてのまさに命がけの〝ユミエラ最強!”全力連呼には笑わせていただきました。
パトリックは対ユミエラの生贄と理解したお兄さま、そう思うのも無理はない。笑
人間を超えた無茶苦茶な強さの主人公が繰り広げる訳の分からない面白さに笑うしかない。
結局ユミエラのLV測定結果は?
2022年7月読了済、2024年アニメ化情報を知り再読。
パトリックの兄(ギルバート)が結婚式不参加表明から、ユミエラとパトリックとの意思疎通の齟齬が生じ、ユミエラは大気圏外を経由して仮想敵国たる隣国レムレストへ。
屋根を突き破った先に居たのは偶然にもギルバート、お互いに気付かぬまま国境の紛争地域へ。第一工廠製の封印魔道具に捕らわれそうになるも、アリシアの煽りで自我を失ったユミエラは…、取り敢えずレムレストの第一王子が破壊神の降臨を阻止した事となり一件落着…?
もう何もかにも滅茶苦茶ですね。 ユミエラが見た「月の表面にある物体」は次巻で明かされるのでしょうか?
ユミエラ最強!
レベルカンストの向こう側へいったユミエラの暴走がヒドイ。
実際何レベルなんだろう?
次回は結婚式回? 楽しみ。
顔合わせ?
今回はなんとユミエラのLVが13になってしまったことから話が始まります。パトリックの兄ギルバートも登場しますが、巻を重ねるごとにユミエラの残念なとこに磨きがかかってて笑えます^ ^