【感想・ネタバレ】異世界国家アルキマイラ ~最弱の王と無双の軍勢~のレビュー

あらすじ

国家運営系VRゲーム『タクティクス・クロニクル』で頂点を極めた王(プレイヤー)・ヘリアンは、ゲーム内の自国ごと異世界へ転移してしまう。
そこで出会ったのは、自我を持って行動する魔物の大軍団。そして、元NPCである一騎当千の軍団長たちであった。
身分を隠し、臣下と共に探索に出たヘリアンが直面するは、尊厳を踏みにじられながらも巨大なる悪意に抗う無辜のエルフたち。
罪なき人々の涙が胸を打つとき、彼は王としての自覚に目覚め、怒りと共に決意する。
旗下十万の魔軍で総力をもって非道に鉄槌を下さんと!
『いざ立て――誇り高き我が民よ! 今こそ咆吼をもって応えとせよ!』
「「「「「オオォォオォオオオオオォォ――ッッ!!!」」」」」
万雷の雄叫びが世界を揺らすとき――無双の融合魔獣(アルキマイラ)が一斉に進撃する!!
轟く万魔の王の声が今――最強の魔軍に進撃を命じたのだ!!
熱狂を巻き起こすWeb小説、大幅加筆修正にて待望の書籍化!

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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ネタバレ 購入済み

面白いと思いますが、、、

3巻まで読みましたが、人間版「オ〇バー〇ード」ですね。違いは主人公が異世界転移した後も戦闘力ゼロの普通の人間だということです(プレイヤーとしての恩恵や有利設定などはありますが)。
一般ゲーマーがいきなり現実の王となり、悩んだり迷ったりしながら王としての役割を果たそうとする所や、彼に心酔するモンスター配下、異世界文明と技術・軍事的にかなりの差があるなど、かのラノベによく似ています。ただ、それを差し引いても十分に面白い。特に1巻後半の演説は熱くなりました。しかし、かのラノベに設定がよく似てはいますので、そのあたりが気になる方にはお勧めできません。

0
2020年03月17日

購入済み

なかなか面白かった

こういう主人公は好きだな。続きが気になるので次巻も購入する。

0
2022年09月29日

ネタバレ 購入済み

バランス良いが、しんどい場面も

まさしく人間版の『オーバー◯ード』と言えます。
個人的には大好きなジャンルなので、こういった作品は大歓迎です。

違いは主人公は多少のプレイヤー能力はありますが、戦闘力皆無なところと転生物にありがちな転生直後にすぐ状況に適応してしまうということがないこと。
現状を受け入れるのに時間を要します

ただ、王たらんとする割には結構激情を表に出す場面が多く、その度に部下達は忠誠度上がるどころか下がる者の方が多いんじゃないかってきがしました。
その辺りはゲームシステム的な都合の良さが反映されておりなんだか違和感。

中の人がただの大学生なのでいきなり10万の超強力な部下達を従えている王になり、反逆システムも存在するとなれば胃が痛むのも理解できます。

ですが、もうちょっと冷静に指示を出して欲しい。
いつまでも焦ったような指示出しばかりなので、なんだか読んでてしんどくなり一気に読めず、休憩を何度か挟んで読みました。

そのくせ、かっこつけるところでは突然王たる態度になってみたり、ちぐはぐ感が否めず二重人格なんじゃないのかと思ってしまった。

ですが、全体的に良作だと思います。
なんで敬愛されているのかは第1、第2軍団長以外は謎ですが、
演説は良かったです。
たまに見返してます笑
ラノベ作家が良い演説を書くのは非常に敷居が高いと個人的に思いますが、1エピソードを演説に割くほどに厚い内容でした。
演説で感銘を受けたのは『◯ーゲーム ノー◯イフ』以外にはこの作品しかありません。

星の評価としましては、かの小説と似ているために比べられやすく、やはり粗は目立ちますが全体的にバランス良く楽しませて頂きました。
そのため星4つです。

金額分以上の価値は間違いなくあると思います。
慎重な方は、たまにセールをしてくださってますのでその時にご購読されることをお勧めします。

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2021年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分はゲーム内で王で、国民は全員魔物という大都市を作ったけど、
その百分の1の都市と自分の配下と自分が異世界に転生してしまい、
反乱が起きないかびくびくしながら威厳ある王として奮闘する話で、
なぜ異世界転生させられたのかわからない、
どうやって帰れるかもわからない、自分は最弱なので部下が反乱を起こしたら即死亡という
葛藤をしながら実際に異世界に転生したら考えるであろうことが
本当に現実味を感じる表現で書かれていてちょっとリアルすぎてしんどく感じる部分もありましたが、
信頼する部下とのやり取り、森を抜けた先で出会った現地民とのやり取りなど展開が面白かったです。
本がかなり厚いので、ちょっとびびりましたが、集中して一気に読めました。

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2019年06月08日

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