あらすじ
長年いっしょに仕事をしてきた同僚の刑事が殺された。そのあまりに無惨な殺人現場に、ヴァランダーを始め、イースタ署の面々は言葉を失った。どうやら殺された刑事は、夏至前夜に消えた若者たちの事件を調べていたらしい。二つの事件は同一犯のしわざなのか?調べを進めるうちに、次第に明らかになる同僚の隠された素顔。自分はいったい、彼の何を知っていたのか。焦燥感がつのるなか、次の犠牲者が……。糖尿病からくる体の不調と闘いながら、ヴァランダーは事件の真相に迫る。現代社会の病巣を見事にえぐった、北欧の巨匠、マンケルの傑作。/解説=小山正
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Posted by ブクログ
重く、暗く、そしてすばらしく面白い
自分の中では
マイクル・コナリーの『ハリー・ボッシュ』シリーズと双璧をなす
ヘニング・マンケルの『クルト・ヴァランダー』シリーズ第7弾
アメリカ、イギリスとは違う、スウェーデン独特の雰囲気がとてもいい