【感想・ネタバレ】児玉まりあ文学集成 (2)のレビュー

あらすじ

第24回 手塚治虫文化賞ノミネート作品。
ラブコメであり、サスペンスであり、ミステリかもしれない、文学のような、漫画。

神話的に日常を読み解いて記される学級日誌。
ブロックを言葉に見立てた言語感覚の訓練。
何気ない会話を採集して作られた秘密の詩…。
児玉さんと笛田くん、二人きりの文学部活動。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー……すごいよこの漫画(溜息)。
文芸を漫画に、という作品数あれど、文学をそのまま生きる高校生、を。
つまり血肉化しているんだと思う。
長篇→断章→それはこの世界がそのように出来ているから→めまいが僕をおそった→ものの見方の変化→妹?
西洋文明はすべてアルファベットでできている→レゴ=言葉→欠点の合体……。
言葉の断片→詩。
笛田君は貸し出せない、だから他の文学少女は私が殺す、文学少女になる前に。

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2020年06月27日

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