あらすじ
第24回 手塚治虫文化賞ノミネート作品。
ラブコメであり、サスペンスであり、ミステリかもしれない、文学のような、漫画。
神話的に日常を読み解いて記される学級日誌。
ブロックを言葉に見立てた言語感覚の訓練。
何気ない会話を採集して作られた秘密の詩…。
児玉さんと笛田くん、二人きりの文学部活動。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は、殊更読み替えることが主題になっていたように思う。
物凄く好きな漫画なんだけど、一読しただけでは内容が掴みきれた気もせず、どうにも感想がまとまらない。
エピソード一つ一つで、異なったギミックを題材として語りが行われるのが凄く好き。関係性が進展すればもっと好みなんだけど、なんだか唐突に終わりを迎えそうな、凄く危うい関係なような気もする。
Posted by ブクログ
いやー……すごいよこの漫画(溜息)。
文芸を漫画に、という作品数あれど、文学をそのまま生きる高校生、を。
つまり血肉化しているんだと思う。
長篇→断章→それはこの世界がそのように出来ているから→めまいが僕をおそった→ものの見方の変化→妹?
西洋文明はすべてアルファベットでできている→レゴ=言葉→欠点の合体……。
言葉の断片→詩。
笛田君は貸し出せない、だから他の文学少女は私が殺す、文学少女になる前に。
Posted by ブクログ
シュールさと、かわいらしさと、そして抽象度の高い問いかけと。
独特な台詞回しも含めて唯一無二の雰囲気がいい。
ストーリーがないようである。文学的なようで日常的。主人公の妄想と現実。それぞれのお話が、妙にアンビバレントで面白い。
笛田くんの無自覚な妄想も健在。
とても危ないやつなのだけど、児玉さんは自分の世界を守るために笛田くんを放置してる。
あの写真は何を意味するのかとても気になる。
最後の井上さんの話が好き。
誰にも声が届かない=言葉が届かない
だから誰とも言葉を交わさない。
自分だけの言葉の世界に閉じこもる。
実は悪いサイクルが進んでいるって話。
文学の本質に近づくことは、現実世界から遠ざかることになるのか…。