【感想・ネタバレ】オメガ・メガエラ 分冊版(2)のレビュー

あらすじ

名門・英家当主の婚外子探しを命じられたΩの犀門。やっとの思いで探し当てたのは、Ωであることを隠し、不良グループのリーダーとしてたくましく生きる少年・馬宮(まみや)だった。なんとしても英家「第一夫人」の座を獲得したい犀門は、馬宮の性別をαと偽り、跡継ぎの座を狙わせることを思いつく――。そして、Ωの逆襲がはじまる!丸木戸マキが描く、オメガバース×身分制度×華麗なる一族の家督争い!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

無料版購入済み

九条馬宮

メガエラ=復讐の女神の名前・子供を産めなかったΩのこと・家庭に厄災をもたらすΩ
色々な意味がある。
一気に物語が動きだす。面白い!

#ダーク

0
2023年06月20日

ネタバレ 購入済み

偽りのアルファ

アルファと呼ばれる性別の人間が支配する世界で最下層のオメガの青年が性別を偽りアルファとして財閥の当主の座を狙う愛憎SFの第二話。

アルファが当主の座につく名門英家においてアルファの子を産まないオメガは身分が低かった。
犀門は英家の長男である征十郎と恋に落ち第一夫人として迎えられるが子に恵まれずやがて二人の夫人がやってきたこともあって第三夫人まで地位が下がってしまう。
彼は第一夫人の座に返り咲くために当主である義父の隠し子に会う。
隠し子の青年である馬宮は期待とは裏腹のオメガであったが戸籍がなかったためオメガの子供に必ず入っている焼き印がなかった。
それを見た犀門は彼をアルファとして仕立て上げ英家に迎え入れることを思いつく。
一方英家の第一夫人である獅乃は二人のアルファを生んだが一人はアルファの割にできが悪く、もう一人は英家当主が忌避する女のアルファだということで決して盤石が安泰というわけではなかった。
第二夫人である玲欧も生まれた子供が二人ともオメガなので犀門のもくろみは成功する確率が低いわけではなかった。
まだオメガの発情期がきていない馬宮はこのクソみたいな世界をぶっこわしたいという激情を秘めている。
そして彼に性別を偽って英家に入ることを提案するのだった。

子供ができない苦しみを余計引き裂くような辛さである複数の夫人を迎えるというその仕打ちやほぼ飼い殺しのような扱いの中で犀門の心が壊れかけていた。
その中で見つけた馬宮という希望が彼の人生にどう影響を与えるのか続きが楽しみ。

0
2021年09月01日

無料版購入済み

馬宮に期待

鬱屈した世界で形見の狭い思いをし続けなくてはならないのかというところで 馬宮登場。思った以上に荒んでいる気もするけれど だからこそ新しいうねりをもたらせそう。

#深い

0
2024年05月31日

シリーズ作品レビュー

「女性マンガ」ランキング