あらすじ
舞台は"魔女"が人々の崇拝を集める街――。そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。彼等の求める獲物は"魔女"、そのただ一つ。悪しき"魔女"と飢えた"野獣"が出会う時、華麗にして苛烈な戦いの幕が開く! 新進気鋭の才能が描く、未踏のピカレスク・ファンタジー!!
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中世っぽい街並み、魔女・魔術師・魔獣・騎士団…
ゴシックな世界が好きな方には是非読んでいただきたい作品!!
描かれた線にゴシック感が宿っており、どことなく陰鬱な夜のような世界がたまりません。
魔道の頂点に君臨する「魔女」
それは、人間を苦しめる悪しき存在。
その最強の力に対抗できるのは、天敵である「ギド」の真の姿!!
しかし、魔女の呪いをかけられたギド。
呪いをかけた魔女を見つけて呪いを解くことができるのか!?
※注意※
悪い魔女を倒す正義のお話ではありません。
主人公二人共、割と極悪です。
(余談ですが、アシャフが、まるで某映画にでてきたジャレッド・レト演じるジョーカーっぽいと思うのです…)
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匿名
絵が綺麗だなと思って読み始めましたが内容も面白くて良かったです。
ギドの野獣姿が人型だが人ではないのかやアシャフとどこであったのか等が気になるところです。
Posted by ブクログ
書店で初めて手に取り中をパラパラと読んでいた時に目に入った「魔女が花を纏うシーン」そのあまりの綺麗さと絵の上手さに一目ぼれしてしまいました。
アシャフとギドのコンビ・街の風景・「推理や日常の中にある」静・「派手な戦闘や美麗な魔法によって生み出される」動・等々まるで洋画を見ているかのように、童心に帰ってハラハラドキドキしながら読んでいます。
本当にもっと評価されるべきだと思いますし、もっと知名度が高くなってもおかしくない作品だと感じます。でも増版はされてると聞いたのできっともっと流行ります。
もう最高!
キャラクターや背景の美しさ、独特の世界観、重厚なストーリー、全て最高です。
この手の世界観が好きな方なら、ぜひ読んで頂きたい。
重厚一辺倒ではなく、魔剣の章などは現代的な言い回しやコミカルな要素もあり、それもまた魅力ですね。
BookLiveで多くの作品を読んできましたが、その中でも個人的に今もっともお気に入りの作品です。
なお、メインストーリーが一気に動き始めるのは4巻のラストからです。
惜しむらくは、掲載が月刊誌ということで、単行本の発売間隔が半年に1回というところ。
その分、1話/1巻あたりのボリュームは十分あるのですが、半年待つのはツライ…。
---初レビューから3年半経って追伸---
アニメ化、見たけどガッカリでした。
やはり線の多い、重厚な絵はアニメでの再現は難しいのか?
重厚感が全くない。
キャラの絵もなんか違う。
それより原作。
2023年春より既に1年半も連載が中断中。
原作者が療養中とのことだが、大丈夫だろうか?
最新刊では絵もかなり雑になっており、心配。
この素晴らしい作品を、高いクオリティのままぜひ最後まで読みたい!