【感想・ネタバレ】パスワードで恋をして パソコン通信探偵団事件ノート８のレビュー

松原秀行 / 梶山直美

みんなで仲良しの電子探偵団の中でも、どんどんお互いのことが気になってきたマコトとみずき。でもなかなかその気持ちに素直になることは難しくて……。そんな中レイさんの前にある紳士から恋のメッセージが! 恋の気配が漂います。一方、家族のことでなやむまどかを前に、レイさんは自分が少女時代に遭遇したふしぎな出来事を話し始める。家族の愛が秘められた、謎の事件の真相とは!? 家族の愛情、友情を再確認できる1冊!

[ブクログ · ★★★★★]

レイさんの過去に起きた不思議な体験を交え、まどかの驚きの事実発覚、飛鳥に訪れたチャンス、ダイの妹の恋人からの挑戦など“恋”に関わるエピソードが！！そして、まこと・みずきにも進展が！？
全体的に“恋してます”という感じではなく、やわらかい小学生が感じる“愛情”みたいのが伝わりすっごく良かった！！

[ブクログ · ★★★★☆]

ネロの子供時代が明らかに！！
そしてまどかの過去。
切なくなるような、いつもとはちょっとテイストの違うパスワードシリーズ。
おすすめです★

[ブクログ · ★★★★☆]

名前のとおり恋の話がつづられていますが・・・・・ぼくはネロの過去の話がおもしろかったです。また、まどかのおかあさんが帰ってきたというはなしを聞いたときには自分もぶったまげました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

2000年の発売当初に読んだから、すでに10年…！？
大人になっても、ワクワクしながら読んでるんだから、
中身は変わってない証拠かなぁ。
変化したことといえば、読むスピードくらいかな。

今でも、レイさんは私にとって憧れの女性だなあ。
性別を超越しているようなキャラクタとか。
今作はパズルの面白さはちょっと物足りないかな。
その分、ちょっとずつ成長していく
マコトやみずきを追っていく楽しみがある。

[ブクログ · ★★★☆☆]

パスワードシリーズ第8弾。
柱になるストーリーは、まどかの母親の話と、レイさんの少女時代の話。
どちらも、行き違うことはあっても切れることはない親子の絆の話で、少し切ないながら、良い話でした。
相変わらずパズルもバラエティに飛んでいて、そちらも楽しめました。
ただ、今読むと、いろいろちょっと古い…かも(笑)。ミステリーの辛いところです。