【感想・ネタバレ】新装版 歳月(上)のレビュー

あらすじ

肥前佐賀藩の小吏の家に生まれた江藤新平。子供の頃から一種の狂気を持った人物だった。慶応3年、大政奉還を知るや「乱世こそ自分の待ちのぞんでいたときである」と、藩の国政への参画と自分の栄達をかけて、藩の外交を担い、京へのぼった。そして、卓抜な論理と事務能力で頭角を現していった。が……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公江藤も決して良くは書かれていないし、維新の元勲たちも悪者として描かれている。たぶんそうだったのかもしれない。

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2016年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幕末ものといえば、薩摩、長州、土佐か幕府軍(徳川、新撰組)がメインだが、これは肥前藩の江藤新平の物語。革命に参画しなかった肥前が、江藤や大隈重信の尽力によって、いかに新政府に食い込んでいったかがよくわかる。よくそこまで動けるものだと江藤、大隈の行動力に脱帽である。そして明治新政府内部の権謀術数。電話やメールのない時代にやっているのだから恐れ入る。征韓論の背景もよくわかる。

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2012年03月07日

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