【感想・ネタバレ】新装版 小説太平洋戦争 (2)のレビュー

あらすじ

日本の運命は三人の軍司令官に託された。マレー強行作戦陣頭指揮の山下奉文中将、比島の本間雅晴中将、蘭印の今村均中将。緒戦の勝利を踏まえ東条英機首相は、占領地域を固める方針だったが、山本五十六連合艦隊司令長官は猛反対。「如何に時を藉さずに敵を捕捉撃滅するか」に集中せよとミッドウェーに出撃する。【内容は山岡荘八歴史文庫版「小説太平洋戦争」と同一です】

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Posted by ブクログ

前半ではフィリピンで快進撃の一方でバターン半島で苦労を重ねたこと、蘭領印度の攻略と軍政を巡って中央と衝突した今村均、後半はミッドウェーとガダルカナルの大敗。特にガダルカナルの死闘の書きぶりは筆者の無念と理性なく2万以上に及ぶ将兵を失う作戦を続けた参謀等への怒り、そしてその失われた将兵への哀悼が伝わってきた。

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2022年05月28日

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