あらすじ
これは事件だ! 夢のコラボがついに実現!感染症界のエース・岩田健太郎先生 × 菌漫画の金字塔・もやしもん ・わかりやすい!が止まらない。最強タッグによる別格のおもしろさ! ・感染症に立ち向かう際に、知っておくべきことを厳選して解説しました。 ・一般読者・学生はもちろん、医療関係者にも最適です。 ・感染症が流行しやすい冬にピッタリの「一家に一冊!」の必携書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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・感染経路を遮断すること「そのもの」が感染対策。
・「みんなで一つの病気」だったり、「一つが様々な病気」。
・スタート地点は常に「現象(病気)」であって、微生物ではない。
・入院している人は皆、身体が弱っている→医療行為そのものも院内感染のリスクを増やす→
医療行為を止めるわけにはいかない。元の病気を治さなければならない→
「院内感染」をゼロにすることはできないが、少なくすることは出来る→
・抗菌薬は微生物を殺すが、その目的はあくまでも感染症の治療にある。
・抗菌薬は感染部位に到達しなければ効かない。
・抗菌薬は感染症の原因微生物「だけ」を殺し、他の菌はできるだけ殺さないのが望ましい。
・抗菌薬のもたらすメリットは、そのデメリットを上回るものでなければならない。
・3秒ルール:食べ物をうっかり落してしまった時、拾って食べる→
地面にある微生物は数秒程度では食べ物に定着しない→
地面の上の微生物は、ほとんど人間の病菌原因にならない→
どのみち口の中は細菌だらけ。食べ物はすぐ口の中で菌だらけに→
そうした菌のほとんどは、胃の中の胃酸で殺される。
・HIVや結核の治療の原則は、「決められた薬を毎日、欠かさず飲む」である。
・大腸菌にはお腹に病原性があるものと、ないものがある。
とはいえ、お腹に病原性がないものも、腸管以外の場所では感染症の原因になってしまう。
・ヘルペスウイルスの特徴:症状が収まった後も、ウイルスは冬眠したかのように生涯にわたって、細胞の中に潜伏する。
そして、ストレスなどを引き金に突然暴れだす。
宿主が疲れてくると、それを察知したウイルスが再活性化によって増殖し、
他の宿主に移ることによって、生存の確率を高くする。
・目標がない対策は、「単に仕事をしたフリ」になってしまう。手段と目的を混同しがちなものになる。
・人間というものは、分子にはよく目が行くが、分母のことは忘れがちだ。分母に気を使うことだ。
・N95マスクを着けたままで日常生活は不可能だ。着けたままでいられるなら、着け方が間違っているから意味がない。
・ワクチンは病気を全部チャラにするほど効くことは少ないが、全体としては得をする事が多い。
・大事なのは暗記ではなく、どこにアクセスすればいいかという「知恵」を持つことだ。