あらすじ
──クリスマス。恋する者たちがそれぞれの恋を確認するこの季節に物語は加速する。恋ってなんなんだ。人を好きになるってなんなんだ。恋を知り、恋を信じ、恋に支えられながらも、恋に振り回されて傷つく少年少女たち。この気持ちが確かなものであると信じていた心が挫かれた時、ある秘密が打ち明けられる──。恋が交錯する怒濤の1年が終わり、誰にとっても忘れられない、かけがえのない新しい1年が始まる。
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満16歳以上の国民は自由な恋愛をすることが禁じられ、国が個人の遺伝子情報に基づいて結婚相手を決めるという世界で物語が進みます。主人公の高校生・根島由佳吏(通称ネジ)は、小学生の頃からずっと同級生の高崎美咲に恋をしています。そんなネジのもとに届いた政府通知(結婚相手を知らせる書類)の相手は真田莉々奈という、同世代の全く知らない女性でした。ネジ・美咲・莉々奈の複雑な恋愛模様がこうして始まります。
ネジや美咲、莉々奈の純粋な好きという感情に、とてもドキドキします。打算なしに人のことを好きになったのはいつ以来だろう…そんなことを考えながら読みました。この作品は12巻(最終巻)が2種類あります。つまり結末が2通り存在するということです。2通りの結末にどうつながっていくのか、登場人物それぞれの本音と嘘から目が離せません。
一味違った恋愛マンガを読みたい人、ドキドキしたい人はぜひ読んでみて下さい。
感情タグBEST3
8巻読みました。
今回はとても良かったと思います。
同性愛とかは別にどーでもいいんですけど,書き方,伝え方が今巻はとても美味かった。
すごく良かったです
キスされた後の仁坂の照れてる顔が本当に可愛いかったです!
りりながゆかりのことを好きだと自覚するシーンもとっても感動しました🥲
今回も素敵な作品をありがとうございました。
[初読日不明・再読]
莉々奈と美咲に選んだクリスマスプレゼント、渡すかどうするか迷った挙げ句、莉々奈の家に出向いた後に一緒に美咲の家に行くって、莉々奈が自らの気持ちに気付かないのがじれったい。
そして由佳吏への気持ちに気付いているからこそ、友達のままではいられないと言う仁坂、この件は最後まで引っ張るんだったか…?
そして美咲の向かう方向とは何なのか?
ここまで思い出せない程に、記憶が…
Posted by ブクログ
りりなへの恋心が隠しきれないが、美咲の恋も真実だと思う気持ちがなんとも切ない
美咲のいえで3人でクリスマスパーティー
美咲から、ずっとネジのことは好きでいるがやはり一緒にはなれないと言われる
ようやくネジへの恋心を自覚するりりな
陽キャたちとつるむようになってネジとは距離を取った仁坂
彼らのゲイへの差別の言葉に静かに心を痛めていた
友達ならキスなんてできないだろ、と言われて友達だからキスができたと言い口づけるネジ→後悔
ネジを慰めるりりな
続きが気になります
仁坂との関係も気になるし、りりなともどうなるのか?高崎さんとの恋より、りりなとの恋を応援したい!欠点だと思っていた自分の性格がネジによって変化していったんだとしたら、もうずっとネジと一緒にいて欲しい!