あらすじ
勇者パーティーを追い出され、大商会で新たな人生を歩み始めた、『万能職』の少年ロア。高位の魔獣を従えた彼は街の評判となり、それを聞きつけたのか、領主からある依頼が来る。その内容は、魔獣に占拠された危険な地・城塞迷宮の調査だった。自分を一人前の従魔師と認めることを条件に、ロアは依頼を引き受け、領主の令嬢が率いる調査団と共に旅に出る。まさかこの調査の裏に、ロアと令嬢を亡き者にする狙いがあるとも知らずに……。そんな旅の途中で、ロアと調査団は迷宮への道を塞ぐ巨大な森に入り込む。そして、可愛らしい“森の番人”が用意した、予想外の試練に立ち向かうこととなる! 電子版には「ディートリヒとカリカリ」のショートストーリー付き!
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明らかになるヤバさ
主人公の異様さが徐々に上がっていっている気がします。そして、周りの人はそれを受け入れやすくなる。よくある感じですが、それでも面白く見させてもらっています。
Posted by ブクログ
規格外というか、非常識というか、色々と周りを驚かすロア。さすがに周りの人も慣れてきたかな。と思ったけれど、やっぱり驚かずにはいられないことも多い。普段は気弱なのに、興味をもつと行動を起こさずにはいられないロアは見ていて楽しかった。今度は何を作ってしまうのかを考えるのも。
頑張れ主人公
このラノベの主人公は「人間のロア」ではなく、「グリフォンのグリおじさん」です。それが3巻まで読んだ感想です。最初の頃は出番も少なく抑え気味だったのですが、巻を重ねるごとに暴走し周りに被害を与え、そして頼りになっていきます。
こんな濃いキャラが出てきてしまうと、まじめで素直で勤勉で優しい主人公キャラが吹っ飛ばされるのも仕方ありません。
後、グリおじさんのキャラを一言でいうと「可愛げのあるツンデレの、全てを見通す仮面の悪魔公爵バ〇ル」が一番近いです。