あらすじ
アリスターたちの協力によってキングダムに帰ってきたリーリアは、最愛の家族との時間を過ごす。そんな中、キングダムの王子ニコラスの遊び相手として王城ヘ通うことになったリーリア。癇癪持ちと言われるニコラスだったが、その癇癪が魔力過多によるものだと気づいたリアのおかげで、穏やかな生活を取り戻す。そして二歳になったリーリアは無事お披露目を済ませると、ニコラスやそこで出会った他の貴族の子息たちとの仲を深めていく。お披露目会の後、祖父のネヴィルからラグ竜をプレゼントされ、楽しい日々を過ごしていたある日、リーリアの元に知らせが届く……。
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幼児2人が一番大人!
リアは勿論前世もあるし精神的に大人だし賢いんだけど、それよりもニコ王子よ!何あの可愛さは!等身大の幼さもありつつリアと同じくらい聡明だし、ぶっちゃけアルバート殿下の方が子供だった。笑
マークもちょっっと何考えてるのか分からない怖さはあったけどまだまだ大人になりきれてないのかなぁと。
ともかくストーリーはずっと面白くて一気に読み切りました。ちょっとずつまた不穏な動きが見えてきたけど誰も不幸にならない明るい未来を期待しています。
旅路にて
今回のリアは、また旅に出ます。建前でなく本質を掴んでくるリア。あちらこちらで旋風を巻き起こします。それに巻き込まれた大人達が、ハッと目を覚まして、己の行動を振り返る。今回も拗らせ王弟にガツンとやってくれるのが楽しいですね。次巻は、亡き母親の生家でどのように過ごすのか気になるところです。