【感想・ネタバレ】世界を動かすイノベーターの条件 非常識に発想し、実現できるのはなぜか?のレビュー

あらすじ

並外れたイノベーターに共通する資質は何か? どうすればイノベーションのスイッチが入るのか? 私たちにもマネできるのか? 世界トップレベルの研究者がイノベーションの謎を解き明かす――。

偉大なイノベーターの生涯を詳しく調べてみると、彼らには特別な能力、性格、回復力、動機があり、時期や場所、人的ネットワークを巧みに利用していたことがわかる。
同時に、私たちが異端的な発想や創造力を育み、アイデアを実現するためにはどうすればいいのかもわかる。つまり、イノベーターがなぜ特別なのかを理解すると、私たちの内にある
イノベーションの可能性を育む方法がおのずと明らかになる。私たちにもできることはたくさんあるのだ。(本書より)

[イノベーションの可能性を育てるポイント]

・規範やパラダイムを疑問視する
・ひとりになる時間をつくる
・自己効力感(目標を必ず達成できるという自信)を高める
・壮大な夢を抱く
・フロー(プロセスを楽しめる仕事)を見つける
・知的・技術的資源にアクセスできる機会を増やす

「イノベーターが見ている景色を見せてくれた」(楠木 建 一橋ビジネススクール教授)

「科学の目をとおしてイノベーターの人物像を緻密に分析し、成功の法則を明らかにした」(『機械との競争』著者、エリック・ブリニョルフソンMIT教授)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

イノベーションを起こしてきた著名なイノベーターを定性的に紐解き、その条件について分析・考察を行なったもの。
実践的ではないが、ヒントにはなるかな。

<メモ>
・自身は他とは違うという孤立意識を持つ。
・並外れた自信、強い自己効力感を持つことが多い。
・たゆまぬ流れのようにアイデアは湧き上がる。創造的な心を持つ。
・ドーパミンとノルエピネフリンが創造力を高める。運動や音楽の演奏などの活動やコーヒーのような軽度の刺激物が創造的思考を促進する。ドーパミンは潜在抑制を低下させ、作業記憶を強化し、通常考えられない連想を行う助けとなる。
・高遠な目的を持つ。理想主義を追求し、高い目標へとお邁進する気質を持つ。
・仕事に駆り立てられる。
・時代がもたらす機会と障壁、ちょうどいいタイミングでちょうどいい場所に居合わせること。
・リソースへのアクセス。知的・技術的リソースに広くアクセスできるようになることで画期的イノベーションの可能性は高まる。
・内にある可能性を育てる。規範やパラダイムを疑問視する。一人になる時間を作る。自己効力感を高める。壮大な夢を抱く。フローを見つける。知的・技術リソースにアクセスできる機会を増やす。

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2019年07月14日

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