あらすじ
幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。
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Posted by ブクログ
食いしん坊の千早茜さん。食へのこだわりが強くて食に関してこんなにエッセイかける人いるんだって思った。
今まで歩んで来た人生もすごくて、小学生の頃の大半をザンビアで過ごしたり、20代はバイトをかけ持ちしてたり、今までやってきたバイトは医療事務とかケーキ屋さんとかだったり、なかなか濃ゆい人生を送っていた。
また、その濃ゆい人生と千早さんの人柄のよさなんだろうけど仲のよい人が多い。色んな人と食事に行ってる。編集者だったり、バイトをやってた頃の同僚や医師など…。そんな人の生活の一部が見えて読んでいて楽しかった。