あらすじ
エヴァンタイユ宮では異変が起きていた。昨夜、王子ジェラールがフィリップ王太子を殺したと濡れ衣を着せられ囚われたのだ。近衛のルコントは解任され王女アデライドはおののくだけ。謀反人として幽閉されたジェラールはイブ・アントアーヌの妖しいまでの美貌に思いを馳せていた。その頃、イブは「魔術候」ルドルフの仮の邸で激しい眩暈と戦っていた…。『レマイユの吸血鬼』運命の完結編。
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Posted by ブクログ
レマイユの吸血鬼シリーズ完結です。
四龍島シリーズが好きだった私としては、同じようなテンションのこのストーリーはとても好きでした。
張りつめたピアノ線の上で戦うようなテンション、良いです。
Posted by ブクログ
レマイユの吸血鬼シリーズ第六弾にして最終巻。
ついに、王子とイブが!
若干、これはBLなるのかどうなのか、良く分からない展開と設定だったのですが、最終巻まで辿り着いてしまうと、そんなのどっちでも構わないかという気分に。
イブがめちゃくちゃ可哀想な目に遭いまくっていたので、イブが幸せなだけでも、感無量です。
表紙がこれまた美しく、上からも下からも、どの方向からも楽しめるイラストで、終始にまにまできます。