あらすじ
まもなく十四歳の誕生日を迎える莉杏は、暁月から「叉羅国で開かれるムラッカ国とバシュルク国の停戦会談に、仲介役として出席する」という大役を任される。
赤奏国の使節団の責任者になった莉杏は、暁月に教えられた『秘密の合言葉』をお守りに叉羅国へ。
道中、ワケあり王子、少女傭兵と奇妙な同行仲間が増える中、叉羅国で内乱勃発の危機が迫り!?
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早く続きが読みたい!
待ちに待った新刊!
あらすじで莉杏が外交に出るとあり、暁月とのやりとりが少ないかもと少し残念に思っていました。
だけど読んでみたら、相変わらず莉杏は賢いし可愛い!何より、暁月の莉杏への言動が糖度を増してる!?既刊より二人のやり取りは少ないけど、二人のラブラブっぷりに満足しました…。
珍しく続くで終わってるし、早く続きが読みたいです!そして甘々な二人をもっと見たい〜!
匿名
仲介?仲裁では?
お后様は十三歳にして国の仲裁という大役を担う事に。
異国に行くだけで大変なのに、道中でトラブルに巻き込まれ、目的地手前でも新たな事件に遭遇。
それらを持ち前の前向きさと、忍耐強さと努力で最善を掴み取っていく。
莉杏がついに1人で政務に挑戦するお話。そのため大好きな暁月とのやり取りは最初のブロックだけかなーと思っていたら、まさかの後半に再登場。暁月が保護者ヅラしながら、莉杏に翻弄されて内心キュンキュンしてる関係性好きなんですよね。
Posted by ブクログ
まもなく十四歳の誕生日を迎える莉杏は、暁月から「叉羅国で開かれるムラッカ国とバシュルク国の停戦会談に、仲介役で出席する」という大役を任される。
赤奏国の使節団の責任者になった莉杏は、道中、ワケあり王子や少女傭兵など奇妙な同行仲間が増やしていくことになり…。
仲介役やりに行くどころじゃない!(笑)
あ、マレムだ、懐かしい~と思ってたら、そこからあれよあれよと急転直下のどえらい事態に。正直ここまで深刻な状況まで追いつめられると思ってなかったので、ハラハラしながら莉杏を見守りました。
使節団はみんな来ちゃって大丈夫?というくらいおなじみのメンバーがそろって万全の状態だったのに、マレムの警告と共に海成と進勇と別れ、碧玲と別れ、いやいやまだ双秋が居るから…ってえええー!? そしてイルとカシラムまで…!? と莉杏がついに一人になってしまったときは泣きそうになりましたよ…。
それでも何とか赤奏国に辿り着いて暁月に「あとはおれがどうにかする」とか言われた日には、暁月が好きな莉杏の気持ちがものすごくよく分かってしまった…(笑)
これは本当にかっこいいよ!
旅の仲間にイルが加わってくれたのがまた心強くて良かったなぁと。カシラムは初めて出てきたキャラなのでどこまで頼りになるのか分からず。でも今回のご縁で自分の道を切り拓くことになりそうなので、ちゃっかりこのまま赤奏国来ないかな?と期待してます(笑)
しかし暁月に教えてもらった合言葉が絶大な効果をもたらすとは…(笑)それを言えば、終盤まで名前しか出て来てなかったラーナシュの信頼感もすごいですが(笑)
茉莉花じゃないけど莉杏もしっかり一石何鳥?の活躍をしているので、素晴らしかったです。
でもこれだけ頑張ったのに、肝心の仲介役が終わってないってどゆこと?(笑)
これ以上のこと起こる?っていうくらい今回頑張ったので、莉杏には赤奏国に帰って暁月と盛大に十四歳の誕生日を祝って欲しいところですが…次巻も楽しみです。
ちなみに十四歳になったらタイトル変わるんですかね?