あらすじ
もう、“にょ”は増えない……。
惜しくもイラストレーターのフジモトマサルさんの逝去によって終了した『別冊文藝春秋』人気長寿連載の第三弾にして、シリーズ最終巻。
夜中の通販番組の「キュッパ」に腹を立て、「ゴリラ脱毛」について考え、そして、今はなきロンロン口での待ち合わせ……。
妄想と詩想の間を往来する歌人・穂村弘の文章と、奇才・フジモトマサルのシュールなイラストイラストの奇跡のコラボ。単行本未収録分も増補!
気がつくと、あなたは日常の裏側を散歩しているかもしれません。
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Posted by ブクログ
シリーズもので3作目だったとは…!
どこまでが事実でどこまでが空想なのか。でも、考えたことを記すのが日記だとすれば、全て本当。穂村ワールドに飲み込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。もちろん、即本屋に駆け込んで1・2作目もゲット。
言葉の選び方、オチのつけ方、どれをとっても好みです。
みょんみょんのパンツなんて、そんなの思いつかないのに、言われたらみょんみょんとしか言えない。かわいい、みょんみょん。
以下、特に好きだったり気になったりしたもの。
元気さの単位、1ハイジ=10クララ
眼鏡の話。一回ごとに顔を撫でずにはいられない。見える!ある!
ロンロン!懐かしい…。ロンロンロ。ロンロン口。
ラクロス肩。その発想、他にも応用したい。
ランドセル効果。