【感想・ネタバレ】赤い博物館のレビュー

あらすじ

『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を射止めた著者がミステリ人生のすべてを賭けて贈る渾身作!
松下由樹主演ドラマ「犯罪資料館 緋色冴子シリーズ『赤い博物館』」原作。

キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》の館長に甘んじる謎多き美女・緋色冴子警視と、一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい寺田聡巡査部長。
図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件とは――。
予測不能の神業トリックが冴え渡る、著者初の本格警察小説!

〈収録作品〉
パンの身代金
復讐日記
死が共犯者を別つまで

死に至る病

解説・飯城勇三

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Posted by ブクログ

ネタバレ

旅のお共として。警視庁付属犯罪資料館、別名「赤い博物館」を舞台とした連作短編集。読みやすくて面白かった。しかしレビュー数が少なすぎじゃないか。もっと人気が出ていい作家さんだと思うけどなぁ。「炎」「死に至る問い」が特に面白かった。

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2022年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この小説を原作にしたテレビドラマ(二時間ドラマ)を観たことが、きっかけで読みました。全5編からなる短編集で、提示された証拠から聞き込みそして推理という流れなので、若干情緒的な面は薄いですが、未解決の事件の証拠を登場人物、読者にキチンとわかるように作中で提示され、主人公である緋色冴子が真相を推理していくところに読みごたえがある。あと事件の背景にある関係者の狂気ともいえるような内面を感じさせる話もあり、そういったところにも惹かれた。ラストの冴子の台詞からも次のシリーズの単行本発売が楽しみになる作品。

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2019年12月08日

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