あらすじ
もう一人の30歳童貞、諦めきれない恋心を伝えます。
婚約者として順調な安達と黒沢。穏やかで幸せな日々の中、黒沢は、安達との今までを思い返す…。一方、小説家・柘植は、年下でダンサー志望の湊に一世一代の告白をした!が、返事を受け取れないまま、湊と音信不通になってしまい…!?黒沢と柘植、恋する男二人の視点で綴られる純愛BL。言葉が愛を繋ぎ合う、描き下ろし70p以上を収録の第9巻!
(C)2022 Yuu Toyota
30歳まで童貞だったことで、「触った人の心が読める」という魔法が使えるようになった主人公の安達。その魔法のせいで、会社の同期のイケメン・黒沢が自分を好きだということを知ってしまいます。全くその気がなかった安達ですが、仕事ができて性格もいいイケメンから「すげー可愛いすげー好き」「俺に頼ればいいのに」「本当ほっとけないんだよな」と熱烈な好き好きビームを放たれたら抗えるはずもなく……! 2人がゆっくりと距離を縮めていく様子がじれったくもかわいく、ニヤニヤが止まりません。このほんわかと恋が育っていく感じ、BL初心者さんの入門編にもBL玄人の心の洗濯にもおすすめです!
安達目線からは黒沢のかっこよさや優しさが、黒沢目線から安達のかわいらしさや誠実さがガンガン伝わってきて、めちゃくちゃ推せるカップル間違いなしなのですが、安達が魔法を授からなければきっと黒沢の気持ちに気付くことなかったと思うんですね、安達が鈍感ピュア(褒めてる)なので。魔法を授けてくれた女神様には感謝しかありません。そして、黒沢✕安達を妄想しつつ見守る腐女子の藤崎さんがGJ&羨ましすぎる! 4巻特装版に付属している「腐女子たちの純愛妄想小冊子」もわかりみが深すぎるのでぜひ……!
また、同録されている、安達の友人で同じく魔法が使えるようになってしまった恋愛小説家の柘植(30歳・童貞)と宅配便配達員との恋路からも目が離せません。不器用な文系とツンデレヤンキーのカップリングは正義です。
2020年5月にはTVドラマ化決定が発表されました。まだ詳細未定のようですが、「おっさんずラブ」に続くBLドラマの名作が生まれてしまうYO・KA・N☆
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てぇてぇ
ふたりとも可愛さがダンチになりましたね。段違いに。いやぁ、ははは。困ります。
同棲かぁ〜 へへへ〜ってヘラヘラしてたら最後のページでどぎゃん!!でした。楽しみ、早く読みます。
今回は黒沢目線の想いを盗み見れました。
やや語り口調が多すぎて説明感は満載でしたが…!
メインカップルが最初の心を読めるところは珍しかったけれど、巻数を重ねるごとにありがち展開をさらーーっと撫でながら進んでるだけに見えてだんだん飽きてきてしまいました…
この二人ならではの盛り上がりとか波乱とか引き込まれるところがあったらいいのになぁ…
だからこそあまりBL得意じゃないけど読んでみた、とか平和ネタがいい!安心して読みたい!って人にはいいかもです。
波乱万歳!問題も解決には多少紆余曲折あるよ!どう転がるかは先は読めません!
ってのが好きな人にはありきたりの王道フルコースでちょっとぬるい気がします。
今回、柘植編が中々来なくてやっときて嬉しいのですが…間が空きすぎてどこまで話が進んでいたのか忘れてしまった!!(泣)
随分待った気がします…
そして告白までは進んだもののまたメインカップルへ…深堀する感じでもないので流し読みになってきてしまいました…
安達たちの話を多分まだまだ長くやりながら少しずつ柘植たちも進む感じなのかな…ある漫画編集部のBL漫画と似たズルズル感を察知したのですが次巻の予告で結婚式らしいので、その展開によって続きをどうするか決めようかと思います。
最初は面白かったんだけどな…