取り戻せ、記憶と情熱! 圧倒的ハイスピード記憶喪失野球コメディ!
怒涛のギャグ爆笑の第一巻に油断した私、巻を追うごとに何度も熱いものがこみ上げるようになりました。
そんな本作の主人公は、天才バッテリーのキャッチャー「要 圭(かなめ けい)」。中学シニアで無双した有望選手でしたが、なんと記憶喪失に! 野球なんて知らん、と都立高校(※野球部なし)に進学します。そこには、「野球なんて二度としねえ」と覚悟した実力者がちらほらいて…。
誰にでも才能はある、そりゃそうだけど、それでも自分の上位互換はいくらでもいます。そんな残酷なスポーツの原則を突き付けながら、真の天才に打ちのめされた人間の再起が生々しく描かれます。運動部で常に弱かった私は、読みながら何度も目頭を押さえ、そして数ページ後には声をあげて笑ってしまいました。文字通り笑って泣けるマンガです。
天才がネットでいくらでも見つかる現代、今こそ読んでほしい才能と情熱の物語です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年02月15日
まさかの帝徳。そして小手指は監督きて女子マネきてだんだん野球漫画になっていく(野球漫画ですね)。3年が出たら次は1年が入る。新たなメンバー。そして圭ちゃん本当にどうなるのかしら。
Posted by ブクログ 2022年01月04日
要が智将と和解する12巻である。
この巻では夏の甲子園に早々に蹴りをつけ、次なる物語に向けた大きな動きが見られている。
マネージャーや監督、そして来年入るだろう後輩といった「来年の夏」に向けた準備編のプロローグといっていい巻だろう。
氷川×帝徳の物語の片づけ方はさすがこの作品だろう。
そ...続きを読むの結末に到るまで、徹底した「主人公の物語以外はすべて横道」であり、それは時に「主人公らのドラマに関与しなければ、試合もまた横道」ということですらある。
それにしても、甲子園に出場した××(一応ネタバレに配慮して伏せることにする)の夏を見開き2Pで終わらせる構成には驚かされた。
そこで因縁深き大阪陽盟高校なども顔を見せ、こちらでもまた来年の夏へと物語が繋げられているのが特徴的である。
SNSでの悪意ある(あるいは悪意なき)声や、一般に語られないスポーツのデメリット。
あるいは「小手指にとって監督がどんな役割を果たすか」など、興味深い記述も相変わらず多い。
この作品らしい「不都合な現実」にスポットを当てる内容なども充実していた。
不都合ではない部分でも、「後輩に尊敬されたい病」などは実にリアルで普通に笑ってしまった。あるある過ぎる。
今回も文句なしに星五つで評価したい一巻である。
主人公ベースで見れば大きな物語の動きはないが、要と智将の和解劇は印象深く、物語は大きなステップを踏んでいる。
ダイナミックなストーリー展開は見事だし、内容も読ませるものだった。
シンプルに面白かった。次巻もまた楽しみだ。
前半は前巻の続き。帝徳VS氷河の決勝戦、緊迫した投手戦。
それを見る、身体を乗っ取られた痴将と身体を乗っ取った知将の対話も続く。
決勝を制した帝徳が甲子園一回戦でまさかの惨敗。
一方、小手指では一つの身体に同居する痴将と知将w知将としては主人格の痴将を育てたら消えたいらしい。
そして、痴将が...続きを読む涙を流して喜ぶ女子キャラ登場、しかも二名、しかもJK。オマケに監督まで決まった?
帝徳の雪辱も見たいけど、やはり主人公チームだなぁ。
帝徳との試合で燃え尽きて(俺たちの戦いはこれからだー完ー)になるかと思ったけど、まだ続きそう。