あらすじ
超高齢化社会の今だから読むべき問題作
累計15万部(紙+電子)突破!
死を迎える時、その人の人生すべてが表れる…
大ヒット作『透明なゆりかご』沖田×華が描く
終末期病棟の人間ドラマ、いよいよ第3集!
モラハラ夫とその妻、ともかく人迷惑な患者、
認知症同士の恋愛、母の年金目当ての息子――
ひとりひとりの患者から見えてくる、
人が死ぬこと、そして生きることの“意味”。
沖田×華だから描ける、人間ドラマがここにある。
感情タグBEST3
医療関係者ですが、、、、
一般病棟でも少なからず訪れる死を目の当たりにして、あるある…と思うこともありますが、終末期の辛さや苦しさがていねいに描かれていると思います。
×華さん大好きです!
初期は隠し事のないあけすけでガハハな感じが爽快で大好きだったのですが、隠さず自分らしく生きていると人は洗練されていくのだなと感じる作品です。
×華さんの人一倍優れた感性と人並みならぬ経験が美しく花開いた作品だと思います。
そんな×華さんがこれからどんな作品を生みだすか楽しみです。
Posted by ブクログ
積極的治療ができない患者を集めた終末期病棟だが、自宅介護が困難なだけで急変せず何年も過ごす人も多い/といっても気管切開で言葉を失い、あるいは認知困難・記憶障害で糟糠の妻や成人した我が子を識別できなくなったり。親の死を待つのみ、意思疎通ができないで面会が苦痛になる。
⑬元地方上級公務員Kさん(88)は肝臓末期ガン、緩和治療。19歳で結婚以降ずっと連れ添ってきた妻が面会時、看病すると失語の彼の要求を「言われる前から察する」ので看護師たちは驚嘆。だがそれは彼女にストレスでしかなかった!
高額医療費制度は危機に瀕している。
考えさせられる
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