あらすじ
小学校での生活にも順調に慣れて、少しずつ世界が広がっていくハルに希夏帆は一安心。仕事は遅れ気味だったが平和な日々を過ごしていた。しかし、ハルから学校での莉奈の様子をきき…!?(※本電子書籍は『の、ような。【単話版】』38~42を収録しております。重複購入にご注意ください。)
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自宅マンションで物書きをして暮らす希夏帆のもとへ、ある日突然、長く付き合っている恋人の愁人が2人の男の子たちを連れてやってくる。その2人の男の子たち、14歳の冬真と5歳の春陽は、愁人が参列すると言っていた、交通事故で突然亡くなった従姉夫婦の葬儀で身の振り方を決めかね、親族に持て余されていた遺児たちだった。
子供たちのことを思うとどうしても断れない希夏帆、両親を亡くしたばかりの冬真と春陽、そして元々その部屋にほぼ居ついているような状態だった愁人の4人で暮らし始めた彼らの生活を粛々とつづっていく本作は、「おまえ、いくら長い付き合いの恋人だからって子連れ(しかも自分の子ですらない男の子2人!おまけに片方は思春期!)で彼女のマンションに転がり込むのに相談なしってあり得ます?」と恐らく読んだ全員が思うだろう愁人はともかく、希夏帆も冬真も春陽もいい人過ぎるくらいのいい人で、でもやっぱり愁人も冬真と春陽の扱いを見ていられずに「2人ともうちで一緒に暮らさないか?」と言いだしちゃうくらいのいい人で、そんな彼らが遠慮したり、言いにくいことも言ったり、でもやっぱり優しくしたり、気が利かなかったりしながら、少しずつお互いに慣れていく(そして気が利くようになっていく!)様子が描かれています。また、春陽が通う保育園の園児やそのママたち、冬真が通う中学校の友達や先生など、登場人物もどんどん増えて世界が広がっていく感じも緩やかで、読んでいて非常になごむのですが、それと同時に、親を亡くした子供の心の揺れも繊細に描かれていて、泣かされるシーンも少なくありません。
家族の在り様も多様化していく昨今、こういった”家族”も増えていくのかもしれないなと自然に思わせてくれる作品です。そしてとにかく春陽がカワイイ!!
感情タグBEST3
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猫の神様
いや、猫が神様なのか。
名前はゆきち。元ネタは、旧万札
今後は、エーイチとか言うのだろうか?
さて養い子(下)の小学校生活が始まって、最初のヤマ場に到達。
ここで間違えると、一生の傷になる(と、言っても気付くのはもっと後なのだが。)定番の修羅場をなんとか突破出来て、おめでとうと言いたい。子供達の友人関係がいい感じに育ってよかったね。
匿名
財布
冬真のプレゼント、財布。
ん?クリスマスは何だった?
気になって読み返す。
だよね。やっぱりか。
なかなかの頻度で壊れるね。
ハルの素直さと強さがすごい。
『歯』から『髪』の会話は爆笑モノ🤣