あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
天涯孤独の和喜は、辛いときに優しくしてくれた先輩・千寿に恋心を抱いていた。
ある日、酔った勢いで二人は一夜を共にしてしまう。
それ以来体調を崩している和喜に、千寿は「おまえは俺の子供を妊娠している」と告げ、
目の前で黄金色の耳と尻尾を持つ妖狐に変化した!
戸惑いながらも、一緒に子供の名前を考えたり、甘~いラブラブマタニティライフを送る和喜。
けれど、人間の男の妖狐出産には秘密があって――!?
(illustrator:問)
感情タグBEST3
ハラハラというものは女子達に攻められた時ぐらいでしょうか。それも傀儡がいるのですぐ千寿が助けに来て大ごとにはならなかったですが。妊娠してからいろいろ和喜君悩んだけど家族が出来てほんと良かった。おばあちゃんもおじいちゃんも喜んでいるでしょう。
続編
前作では
出てこなかった
お父さんが出て来ます。
千寿が記憶喪失になり
家族に困難が立ち向かいますが
子供達も頑張り皆で乗り越えていきます。
何だかんだで
ほのぼのとした内容で安心して読めました
感涙ものファンタジー
いやあ、良いお話でした!モテモテの先輩、千寿を密かに慕う後輩(薄幸)和喜。始まりは千寿さんのきまぐれだったけれど、段々二人の関係が変化していく様子が良かった。和喜が健気で健気で。二人が命がけで守った子供たちが産まれて、家族になっていく頃には自然と涙が。
Posted by ブクログ
可愛いお話。受からの好意の視線に、徐々に気になっていたという攻の告白に萌え。ただ孕んでから特に大きな事件がないのが気になったといえば気になった。文庫だったらそうでもなかったけどノベルスだから余計に。子供可愛いし受も可愛い。攻もかっこよくて○だけど、もうひとつ大きなものが欲しかったかな。
獣耳尻尾
文章で、和喜は背が160センチで、目も丸く大きいって表現されている。しかしイラストでは、女みたいな外見の描写を思わせないようなキャラクターになっていたのが良かった。
部屋で狐の姿で過ごしている描写なのに、挿絵では人間の姿だったのが気になった。絵柄が好きなので見れるだけ良いんですけど、シーンと合ってないのにOK出たのが不思議。
攻めの千寿はヤリチン。といっても好きでヤリチンしてる訳ではなく、孕ます目的のためだけにいろんな男女と関係持っていた。そういう感じの説明描写が少なくないから、ヘテロが苦手な人は多少不快な気分になると思います。
和喜に嫉妬して、嫌味を言った挙句に暴力を振るった女たちが浅ましくて哀れ。そのシーンが一番胸糞だったけど、千寿が胸ぐら掴んでブチ切れて、女が泣くと「泣いて許されると思うな」って殺意を滲ませるから物凄くスカッとした。女だろうが関係なく仕返しする千寿が素晴らしい。
ただ和喜がそんな女たちを、あの人たちも千寿のことが好きで構ってもらってる俺が羨ましかっただけで……って同情してるのが解せぬ。
獣耳尻尾はやはり偉大。感情が耳や尻尾に表れるのが可愛い。
子供は三つ子ともオスなのでご安心を。
本編は終始受け視点。
最後の特別版だけ攻め視点。
特別版では、いざ事に挑みはじめたら、子供たちに何度目かの邪魔をされるシーンが可愛かった。
Posted by ブクログ
愛を知らない妖狐の千寿
ひとりぼっちで懸命に生きる和喜
子作り目的で借り腹認識の千寿は和喜と簡単に関係を持ち、和喜はめでたく懐妊する
そんな二人が一緒に生活しながら恋をするハートフルなお話です
どんどんラブラブになる千寿と和喜が面白く、子育てにあたふたする二人が可愛い
祖父、百王丸がシブメンで萌えますw
力関係が名前で表現されてるのも分かりやすく良かったです
ちびっ子最高
恋愛よりも
子供ができるのが先!というパターン。
そこからのマタニティライフが激甘でかわいいです。
三つ子ちゃんが産まれてからは文章からでもにじみ出るかわいさ。
続きが気になります
もう一声…!
お祖父さんとの対立までは書かれているけれども、一番の難関である千寿の実の父親との対立がものすごく気になります。
お祖父さまは認めてくれても、実父がみとめてくれないとかはよくある話かと思いますが、その辺りが番外編でも書かれなかったのは…うーん…。
実際に描写しないのなら、最難関がそこ(実父)だね、なんて展開を出さなければ良かったのでは…?