あらすじ
繰り返される民族間の争いに飲み込まれた少年アモン。国外脱出を目指し車に乗り込んだアモンたち一行は憎悪に満ちた反対派閥の暴徒に行く手を阻まれる。瓦礫だらけの道は封鎖され、燃料も尽きようとした時、崩落寸前の吊り橋を発見、希望を繋ぎ進み出すもタイヤを取られた車は、濁流へと傾き始める……!! 殺し屋・ギデオン(排水屋)を蝕む過去と戦慄の記憶――。そしてボンベロとカナコは、もう一人のギデオンに出会う……!?
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ごく普通の一般人・オオバカナコ。怪しいバイトに手を出してしまった彼女は、そのせいで「殺し屋専用のダイナー」でウェイトレスをすることになってしまいます。そんな加奈子の目線から、殺し屋の世界を覗き見ることができるのがこの漫画の魅力。
ダイナーの管理人・ボンベロはイケメンですが、トイレ掃除をしたあとに「舐められるくらいきれいにしろって言っただろ!」と本気で便器を舐めさせにくるような男。
ダイナーを訪れる客たちも皆、頭のネジが外れた凶悪な殺し屋ばかり。蚊を叩くような感覚で殺しにかかってきます。正直言って、カナコ詰んでます……。
しかし! 一瞬でも気を抜くと殺されてしまう状況下でも、「間違っている」と思ったことは殺し屋相手でも喰らいついていくカナコのまっすぐな行動によって、それぞれの殺し屋の「殺し屋である理由」やバックグラウンドが明らかになっていくんです!
恐怖の先にある殺し屋たちの真実……、そんな非日常を覗き見てみたいという気持ちをくすぐられ、ページをめくる手が止まりません!