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Posted by ブクログ 2022年07月12日
RPA Robotic Process Automation を使い方の面から解説した書です。
RPAとは、「(ソフトウェア)ロボットを使って手順を自動化する」ということです。
コンピュータの中に、ソフトウエアロボットを導入して、これまで遅れてきた事務=オフィスの生産性を上げましょうというのがその狙...続きを読むいです。
内容は以下です。
・工場の生産ラインに産業用ロボットを入れるのと同様に、事務作業にソフトウエアロボットを導入して、オフィスの生産性を向上させるが目的です。
・AIとRPAの違い
AI:人間がルールを教えなくても、大量のデータを学習・解析しそこにひそんでいるルールを推論により自ら発見し定義することができる。
なかなか、100%には達せず、時間も費用もかかる
RPA:人間が決めたルールどおりに動くのでそのルールの範囲では100%正しい結果を出してくる。単純作業、小粒業務が大量にある場合に効果的
RPAは実践的なツールなのですぐ使える
・RPAは小さく始められる。導入企業の半数が、1カ月以内に導入できたとのアンケートがあり
・さらに、RPAでは、導入企業の97%が、5割以上の時間短縮を実現できたと回答。
・RPAの目的は6つ
①業務正確性担保(間違い防止)
②競争力強化
③業務の見える化
④業務負荷の削減、作業の平準化
⑤コンプライアンス(不正防止)
⑥余力創出(人をより付加価値の高い仕事へシフト)
・RPAの適用業務
①チェックロボ
②データ集計ロボ
③対話型ロボ
④登録型ロボ
⑤つなぎ型ロボ
・これまでの業務のシステム化はウォータフォールが主体:時間も金もかかる
・RPAでは、アジャイル方式ですぐ始められる、すぐ結果がだせる ⇒ 短サイクル化で業務のシステム化ができる
・POC Proof of Concept :概念実証を実施して、現場で実業務にRPAを組み込んで効果を実感してもらうところからスタート
・PRAにはさまざまなタイプがある (個人向け・組織向け)×(業務ユーザ向・システムエンジニア向け)の組み合わせで4通り
個人のPCに入れるタイプではなく、「サーバをたてる組織向け」で変更が容易な「システムエンジニア向け」が推奨タイプ
・現場主導でも、セキュリティやインフラ管理の面等からも情報システム部門と連携して導入しよう
・RPAが苦手な業務
①非定型業務
②人の判断がたくさんあるシステム:ロボットは、判断ができない
③画像として表現されている文字を読み取る業務(RPAでは単独でできない)
・RPAの適用事例
①入力業務(OCRと組ませてイメージをスキャン)
②見積作成
③請求処理
・これからのRPA
①AIやOCR、PDFなどと融合してDXの中心へ
②ERPと連携し、基幹システムと補完関係へ
③業務プロセスを分析し、他システムと連携して、系全体を自動化へ
目次は次の通りです。
はじめに 想像を絶する「RPAの威力」
第1章 RPAの本質
1-1 人間とロボットが共に生きる時代に
1-2 働き方改革の大本命
1-3 採用企業は急増し数百社に
1-4 経営にすぐ効く「即効薬」
第2章 進め方と成功のポイント
2-1 考えるより触れ
2-2 業務部門とIT部門がタッグを組め
2-3 運用ルール・体制を考え抜け
2-4 現場を巻き込め
2ー5 最適なツールを選べ
第3章 先進8社の取り組み
3-1 大和ハウス工業
3-2 農林中央金庫
3-3 ブリジストン中国
3-4 帝人フロンティア
3-5 アサツー・ディ・ケイ
3-6 テレビ朝日
3-7 NECマネジメントパートナー
3-8 インテージホールディングズ
第4章 RPAの将来像
Posted by ブクログ 2019年03月09日
課長レベルが読む本。
著者は、PRAのコンサルタント実績の多いIBM。
RPA導入の流れや、導入時の注意点、各社の導入事例、今後のRPAの展望を紹介。
さすが、コンサルタントが書いた文章は、読みやすく明快(3時間で読める)。
挿絵は、社内の提案書のPPTに使える。
RPA用ツールの紹介や、RPA自体...続きを読むの開発方法は取り扱っていない。
・AIとRPAとで得られる効果、活かせる業務に違いがある。
・得られる効果:
余力創出(高付加価値業務へのシフト)
コンプライアンス(不正防止)
業務負荷の削減・平準化
業務の見える化
競争力強化
業務正確性の担保(間違い防止)
・むやみに業務部門がRPAを使い始めると、とん挫するので当初からIT部門を巻き込む。
・RPAに向き不向きの作業があり、ERPなど業務管理ITツールがリッチすぎるとRPAを活かしづらいことがある。
・社内の業務管理作業に限らず、インターネット上の製品リサーチや相場分析にも応用できる。
・RPAによる自動化の取り組みが、社員の働き方改善のモチベーションを高める。
・今後は、OCR/IA/IoT/BigDATA//ERPが、RPAプラットフォームにつながり、より広範囲に業務をカバーすることになる。
Posted by ブクログ 2018年05月13日
RPAはホワイトカラーの仕事の生産性を革新的に高める技術であり、かつそれらの技術を利用した業務改革手法とされています。
今人間がパソコンでやってる操作をロボットがやったらどうなるか
24時間働き続ける仮装知的労働者に人間が勝てるはずはありません。
果たして人間は人間にしかできない高度な業務に特化し...続きを読むてイノベーションを生み出せるのか
いや生み出せない人間は淘汰されるのかもしれません。
しかし本書はRPAを積極的に導入する企業は従業員の意識や行動もかわるといいます。
これまでの業務をいかにロボットに取り組むか考えるようになるからです。
逆にRPAの威力を活用しない企業はジリ貧になっていくのかもしれません。
もちろん役所も同じ運命なんでしょう。
しかし中の人が変わらなければいくらシステムとしてのRPAを導入してもシンドイかなと思いますσ^_^;
役所の苦手な完璧主義を捨てられるか。
RPAによる自動化は完全自動が必要なわけではなく
費用対効果の面から
完全自動化を目指す業務
人の手作業を残しても構わない業務
この見極めができるかかなと思います。
Posted by ブクログ 2021年06月07日
RPAの凄さを色々な会社の導入事例と共に紹介した本。
会社が推し進めてはいるけれど、イマイチ上手く行っていない効率化…。うまく行っている会社もあるんだなぁと感心しながら読みました。
やはり、分からないままではよくないな。十数年後を考えても、付いていけるようにならねばと自戒しました。プログラミングの知...続きを読む識含めて…。
Posted by ブクログ 2021年05月08日
P44 RPA導入の主な目的・効果
・余力創出・コンプライアンス(不正防止)・業務負担の削減/作業平準化・競争力強化・業務正確性確保(間違い防止)
P86 先進8社の取組
・建設業法許可番号収集ロボット:国土交通省がオープンデータで無料公開しているデータから必要なデータを収集してくるロボット(大...続きを読む和ハウス)
P89 先進8社の取組
・勤怠チェックロボ。人手でチェックしていた500ステップを実装し、年間60時間分の業務が削減。開発期間は7日間。
・プレミアムフライデーの導入等の制度変更にもRPAの「変更が容易」という特性を生かして柔軟に対応。
P123 先進8社の取組
・OCRを起動して必要な情報を取込むロボットの活用により業務を86%削減(帝人フロンティア)
p169 社内啓発セミナーで社員を巻き込む。
Posted by ブクログ 2018年12月05日
RPAについて、非常に分かりやすく書かれている。終盤の、「RPAの進化が、人間の真価を掘り起こす」というワードに、「こ、これは…!!」と思った。
Posted by ブクログ 2018年11月25日
「デジタルレイバー」とも呼ばれるRPA(Robotic Process Automation)を「働き方改革」の本命と位置付け、その導入により成果を挙げている先進8社の事例を紹介しつつ、「RPAの威力」について解説している。
正直、ICT技術に疎い自分には、本書だけでは、実際にどんなものなのかという...続きを読むRPAの具体的イメージをつかむというところまではいかなかったが、生産性向上の特効薬、働き方改革の本命としての「RPAの威力」については十分理解できた。役所も含め、「考えるより触れ」で活用できる分野にはどんどんRPAを活用していくべきと感じた。
Posted by ブクログ 2018年11月04日
アビームさんだから製品も正直一つに絞られるけど、入門書としては非常に良書。
POCよりPOVにしていく必要があると思っているのでそこに関してはディスアグリーです
コストカットではなく、現場に嘘をつかない形で納得してもらえる出口戦略が大事なのでしょう
Posted by ブクログ 2018年09月14日
第一章 RPAの本質
第二章 進め方と成功のポイント
第三章 先進8社の取り組み
第四章 RPAの将来像
以上の構成で分かれている。私が最も興味を引いたのは第一章の課題提起をしめしている章。なぜRPAが必要になってきているのか、これを把握しないことには現場としてはRPAを入れるのに抵抗を覚えてしま...続きを読むう。でもこの章はかなり現場自身んが読み込めば、ただ「コストカットしろ!」という言われ方をするよりRPAの必要性という観点が理解できるのかもしれない。
ただの一社員ですが、そう感じました。
Posted by ブクログ 2018年08月10日
日経BPのサイトとかでも紹介されていたRPA導入の事例紹介本。
結局、この仕事は最後の細かいところは人間がやらなきゃダメだと、いままでのやり方に固執せずに、出来ることからデジタルレイバーに任せればいいんだよな。
アビームコンサルティングの人が書いた本なので、事例紹介で、必ずアビームコンサルティングが...続きを読む選ばれた理由が書かれているのが宣伝臭くてちょっといや。
Posted by ブクログ 2018年07月17日
会社でもRPA、RPAって言いだしたので、まずはどういう物なのか、というのを知るために購入。内容整理され、向き合い方にも触れてある良書だと思う。
Posted by ブクログ 2018年07月01日
ビジネスの主役はAIではなく、RPAと言われ注目されているが、AIとBPAの特徴化からわかりやすく説明している。
BPAは優秀な業務アシスタントの役割で、定型の仕事を人ではできない速さで、正確に実施することができる。
10年後、6割の仕事が無くなるといわれているが、パスコン導入時に計算する人の仕...続きを読む事がとってかわったが、その人たちは別に失業せず、別の業務をすることだできた。
きっとBPAもそういう流れになるのだろう。
これからの仕事の仕方などを予測する助けになった。
Posted by ブクログ 2018年06月09日
流行りのRPA。アビームコンサルティングで手がけた事例を通して、何ができ、どうやってやって、どれだけ工数が削減できたかを解説。RPA入門としては良いかな。
Posted by ブクログ 2018年03月11日
導入時の製品選択や進め方のポイントがわかってよかった。
また、導入事例も細かく書かれていて参考になった。ただ、失敗例や苦労した点が余り記述されていないでその辺りをもっと知りたかった。
Posted by ブクログ 2018年01月05日
デジタルレイバーとも言われるロボット。その活用により人の仕事が奪われるのではなく、人間の余力を創出し付加価値の高い仕事へとシフトさせる働き方改革の大本命でもある。先進企業での具体例も豊富。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
仕事をしやすくするために人間がする仕事と機械にまかせてしまう仕事に分けて効率化をはかる。
そのための方法としてRPAを導入。単純作業や時間がかかる作業などを担ってもらう。
実際に使っている企業にどのような使い方をしているのか作業がどう改善されたのかなど具体的に紹介されていてわかりやすかった。
Posted by ブクログ 2021年01月17日
RPAの事例もあり、RPAの威力、がわかる内容になっていた。RPAの説明やRPAの事例により、その効果を知るにはわかりやすかった。RPAは意義があるものであるものの、今ひとつ、その効果については懐疑的なところがあり、文化そのものやビジネスプロセスを変えるなど、業務以前のものを変革することでRPAは定...続きを読む着するのかなとおもった。
Posted by ブクログ 2020年07月23日
この業務は必要なのか、ロボットにさせられるんじゃない?という問いかけができる風土に最初からなるわけではないので、まずは導入して現場で即効性のある成功事例を積みましょう、とのこと。
先進8社の取り組み、とはいえ、著者の会社が導入支援やコンサルが入っているので、宣伝や成功バイアスが入っていると思って読む...続きを読むのであれば有用です。
まずは普段の仕事の不満を軸にピックアップすることからかな。
Posted by ブクログ 2020年04月29日
RPAの概要や意義をざっくり把握できる本。P28の「人間は、RPAによって生み出された時間を使い、AIの助力を得ながら、さらに高度な業務を担っていく」という部分は、目指すべき働き方改革をよく言い表していると思った。
Posted by ブクログ 2019年09月16日
RPAの成功例が網羅されています。
アビームの人が書いた本で「いかにRPAを入れて成功したか」という例が沢山書いてあります。今後RPAを導入を検討している人には良いかと思います(企業の中である程度決定権もある人)。
ただ、RPAを導入には様々な苦労が伴います。そういった苦労に関する事はこの本には...続きを読む書いてありません。よってこの本を鵜呑みにしてはいけないかと思います。
Posted by ブクログ 2019年06月12日
2015年頃から日本でも導入が始まり、2017年には採用が急増。人間がパソコンで行っていた手作業を自動実行するソフトウェアロボット。背景技術は、入出力画面やアプリ画面を認識できるようになったこと、人間の作業を把握・記録・再生可能になったこと。
パソコンのデスクトップ全体に対して、エクセルマクロのよ...続きを読むうなことができる感じかな。この先どんどんお手軽になっていきそう。
Posted by ブクログ 2019年04月01日
新しい元号と共にRPA時代の幕開けが来る、という事がよくわかる一冊でした。
現在の職場でもRPAという単語を聞くことが多いし、実際に導入している他社事例も聞くので、これからの時代を生きていくためにはRPAの技術は必須になるな、とそんな事を感じたりした。
Posted by ブクログ 2018年12月22日
事例に期待したが、当然ながらそれほど踏み込んだ内容までは紹介されていなかった。
AIは人間がルールを教えなくても大量のデータを学習・解析し、そこに潜んでいるルールを推論により自ら発見し定義することで作業を自動化していく。人間が定義できないレベルのことをAI側が定義できるというところが強みだ。しか...続きを読むし、AIは自ら学習していくほど進化していくが100点満点に達するまでが非常に難しく、そのため間違いがないかどうかを人間が確認しなければならないという難点がある。しかも、AIが出した答えがなぜそういう答えになったかというロジックが見えにくい。…
それに対してRPAは、人間が決めたルールどおりに動作するので、そのルールの範囲においては100%正しい結果を出してくる。今、日本を含めた企業が求めているのは、自分たちが決めたルールの中で100%間違わずに、人間よりも速く処理をしてくれる仕組みである。とりわけホワイトカラーの仕事においては、いわゆる単純作業、小粒業務が大量にあり、投資対効果を考えた場合はRPAの方がAIよりも有効である。
ところが実態は、日常業務を回すために必要な「単純作業」に追われており、創造的な業務に時間を割けず、むしろ創造的な時間を減らして作業時間を確保している状況である。創造的な業務に使う時間が一番大切だというのに、「作業を減らせ」という大号令のもと、手っ取り早く「創造的な時間を減らして日常業務の作業時間を確保している実態」は間違っているといえよう。
導入のコツと成功のポイント
1考えるより触れ
2業務部門とIT部門がタッグを組め
3運用ルール・体制を考え抜け
4現場を巻き込め
5最適なツールを選べ
このような失敗はRPA導入の構想段階から情報システム部門に関与してもらうことで回避できる。部分的な課題の相談を途中で部分的に持っていくのではなく、取り組みの趣旨からしっかりと理解を得ておくことで、業務部門とシステム部門が両輪として機能するようになる。
Posted by ブクログ 2018年12月15日
「ロボット」という言葉からはどうしても人型、あるいは、工業用ロボットを連想してしまうけれど、本書では(というかRPA業界では?)自動化できそうなソフトウェアのことを指すらしい。RPAとAIの違いを知ることができた。
Posted by ブクログ 2018年11月24日
[private]
定型業務の自動化
アジャイル型
プログラミングが要・不要の両タイプ
業務の定型化・ルール化が重要
得意・不得意分野それぞれある
システムと業務両方を理解できる人材が必要
ID付与
セキュリティ
基幹システム・AI・IoTとの連携(今後・・・)
[/private]
Posted by ブクログ 2018年10月30日
著者ののお二人の勤務先であるアビームコンサルティングが手掛けたRPA導入の具体例(8つの会社が)を中心に構成されている一冊。
第一章が概要、第二章が導入時の注意点など、第三章が具体例、第四章がまとめ、といった構成。
8つの会社は実名で、キーマンの名前も記載されていますが、生々しい部分はあえてボカして...続きを読むあるような印象(まぁ、実名で登場していますからそりゃぁそうかもしれませんが)でした。
従って、web上に多数あるRPA関連の記事等と比較して極めて有用な情報はあまりなかったというところが偽らざる印象です。
逆に、web上で多数RPA関連の記事など目にしたこともなく、手っ取り早く事例を含めた概略を把握したいのであれば、適している一冊だと思います。
つくづく、トップの適切な理解とリーダーシップ、そして現場とIT部門との協業あたりが重要であると再認識。
RPAと言ったデジタルレイバーが進化するこれからの社会において、最も進化すべきは人間自身という巻末(199ページ)の指摘はごもっともだと思いました。
付箋は12枚付きました。
Posted by ブクログ 2018年07月18日
知らないうちにいろんな企業が導入していた!気をつけてみると新聞でRPAの記事を見ない日は少ないほど。
AIよりも気軽に、マクロよりも複雑な作業を任せていくという意味でいろんな企業に進めたいノウハウであることが理解できた。
Posted by ブクログ 2018年01月06日
アビームコンサルの執行役員によるRPAの本。RPAがどんなものかすら分からなかったので、先進導入事例もあるというこの本を購入。
(感想)
・コンサル会社の本だけあって、RPAとはどんなものかが直ぐに腹落ちした。入門書として手にとって正解。
・RPAが具体的になにをやってくれるのかが、先進事例でイメ...続きを読むージを掴めた。
・その後、繰り返しかつ細かくRPA導入のメリットの記載があるとこや、RPAを導入するには具体的にどうするのか、どうやって社内決裁を取るかとか、説得される部分があり、読み飛ばす。
(備忘録)
・RPAとはrobotic process automationの略。2014年ごろロンドンの教授が命名。パソコンで人間が行なっている様々な操作をロボットが記憶し、人間に代わって自動で実行する。
・RPAはデジタルレイバーとも呼ばれる。
・プログラミング言語を使わなくても開発できる。エクセルのマクロやアクセスを使えるくらいの人なら、1人で開発できるイメージ。
・AIとの比較。AIはルールを自ら発見、定義し、広範囲の業務を自動化する。100%の精度にするのに、時間と費用がかかる。RPAは、人間が決めたルール内の狭い範囲で自動化。適用範囲は狭いが開発時間と費用が小粒。
・既存の社内システムや、ウェブから情報を拾って、自動で入力してくれる。
・大和ハウスの事例。ウェブからのダウンロード(建設業許可書や工事完了証明書)、勤怠チェック(登録時間とパソコン稼働時間の差異チェック)とか。
・帝人フロンティアの事例。売掛金の入金消し込み。明細書をスキャン(ここは人間が)されたものと、入金データを突合。
・帝人フロンティアの事例2。毎月の連結決算業務。複数の社内システムからRPAが情報を拾い、エクセルに自動入力。
・導入には、まず人間がやっている仕事を棚卸し、RPA対象を選定するところから。
・ある会社では、RPA対象を決めたら2週間くらいで開発し、翌月からRPA稼働とかのスピード感。