あらすじ
誰もが待ってた『すっぴん魂』第2弾、「カッパ巻」いよいよ解禁! ムロイが歩けばそこに笑いのタネがある。ゴミの山に住む美女に恋した男、解決の道遠き「毛」問題、春の露天風呂で起きてしまった悲惨な事件etc.笑う準備をして、いざ読まん。ピリッとサビがきき、歯ざわりはシャッキリ、いつも元気なカッパ巻。
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相変わらず、面白エピソードのタネが尽きない著者ですが、立て続けに読むとやはり飽きるかなあ。(まだ2冊目だけど)
知り合いが何か面白い出来事にあったり、怖い話があったりすると、「わたしもね…」と似たようなエピソードがすぐ出てくるあたりがすごいと思うの。
でも、温泉施設の職員に大浴場でリラックスしているところをのぞかれたというのは、笑い話にはなりませんよ。
Posted by ブクログ
富山生まれの室井滋さん、魬(はまち)の刺身で立山の冷やをキュッと、たまらないでしょう(^-^) 「すっぴん魂(コン)カッパ巻」、2004.10発行。とても楽しいエッセイです。下ネタも結構あります。私は「真昼の決闘 蕎麦の巻」と「初乗り340円なり」がお気に入りです。
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仲のいい女友達との世間話みたいな感じで、軽く読めておもしろい。室井さんの人柄がすごくよく出てて、どこを読んでもくすっとしちゃう。最後のてんとう虫の話はほろりとした。
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読書録「すっぴん魂カッパ巻き」3
著者 室井滋
出版 文藝春秋
p64より引用
“繰り返し繰り返し着てゆくうちに、Tシャ
ツが私の体型ピッタリに伸び、スカートのゴ
ムが私のウエストそのものの大きさになって
ゆくと、いよいよいとおしくなり、絶対に捨
てられなくなってしまう。”
目次から抜粋引用
“だって眠いんだもの
うつるもの色々
裸のおつきあい
恐いの恐いの飛んでけぇ~
女の身だしなみ”
女優である著者による、身の回りの人々と
の出来事を綴ったエッセイ集。
電車で爆睡した話から不思議な勘について
まで、楽しそうに活き活きとした語り口で書
かれています。
上記の引用は、古着について書かれた話で
の一節。
家の外に着ていく服はなかなかこうはいきま
せんが、家の中で誰に見せることなく着る服
は、締め付けが無くなってからが本番だと思
います。穴が開いていたとしても、自分が
ゆったりと過ごせることがなによりですから。
著者の女優という仕事柄でしょうか、とに
かく面白い人物のエピソードがたくさん載せ
られています。
巻末に、東海林さだお氏との往復書簡のよ
うなものが載せられていますので、東海林氏
のファンの方も、一度読んでみてもいいかも
しれません。
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