あらすじ
「祈ってやろう。この先お前が、何一つ忘れることがないように」
過去の記憶を失い、立ち竦む青年が森の中で出逢ったのは、その身に光を宿す傲慢な男。闇を纏う自分とは余りに対照的な男の存在に、青年は畏怖とも苛立ちともつかぬ感情を抱くが……。
眞魔国創成の祖・眞王と大賢者の邂逅を描く『通り過ぎた森の先に』ほか、渋谷有利(ユーリ)と村田健の地球でのエピソード、『故郷マ』後日譚など、珠玉の短編を収録。
TVアニメ化された、元祖・異世界トリップの傑作シリーズの外伝第5弾!!
※「今日からマのつく自由業! 」「今度はマのつく最終兵器! 」は、「今日から(マ)王! 魔王誕生編」(角川文庫)に、
「今夜はマのつく大脱走! 」「明日はマのつく風が吹く! 」は、「今日から(マ)王! 魔王彷徨編」(角川文庫)に
「閣下とまるマのつくトサ日記!? (外伝第1弾)」「息子はまるマのつく自由業!? (外伝第3弾)」は、「今日から(マ)王! 地球過去編」(角川文庫)に、
「きっとマのつく陽が昇る! 」「いつかマのつく夕暮れに! 」は、「今日から(マ)王! カロリア編」(角川文庫)に、
「天にマのつく雪が舞う! 」「地にはマのつく星が降る! 」は、「今日から(マ)王!カロリア編 II」(角川文庫)に各々収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
先月に引き続き連続刊行ー。
以前は一年余裕で放置だったのでうれしいかぎりですv
今回は短編でしたがこれからの伏線が盛りだくさんでかーなーり、おもしろかったです。
それにせても眞王性格悪いなー(笑)いやまあここまで傲慢じゃないと国を一国起こせないのかもしれないけどそれにしても主人公びいきの私としてはこれからの展開としてはうーんと考え込んでしまうかもしれません。賢者のことを大切に思ってたのはよく伝わってきたんだけどね。
あと、最高だったのはユーリの昔のはなし。昔っからユーリはユーリだなあっというエピソードが盛りだくさんでした。あと健ちゃんかわいい。ユーリのことほんとに好きなんだねえ。いやあ、最近はこの子が出張ってくるので話のかんじが変わりましたね。ヴォルフはなんだかんだでいざというときは家臣になるから。対等という立場でいえば、やっぱり魔王の隣には大賢者なんでしょうね。
さて、今回は次回への引きで終わりましたがどうなるんだ長男!そして眞王何たくらんでやがるーっ。
Posted by ブクログ
先月の本編は自分的にはいまいちだったけど、これは読みごたえのある一冊でした。面白かった!
不思議な世界設定だなーとは思うけど、憶測だった部分が明言化されたのはすっきり。デフォルメされた眞王は三男にしか見えなかった。個人的にいちばん楽しかったのは女子大生の目標がフレンツェンというどうでもいい小ネタなんですけどね。懐かしいなー、今何してんだろうなーあのひと。
新シリーズへの序章は、うんまあなんていうか、三男はかっこ良く、長男はどうしちゃったの? という感じでした。最近冷静さを欠きすぎでは。次男は好きにしたらいい。グリ江ちゃんはこれで時間はかかっても必ず還ってくることはわかったので安心です。眞王については老害の一言につきる気がしなくもない。でもわかりやすいキャラだよね。大賢者は個人的につかめなくて苦手。
Posted by ブクログ
外伝だけれど、聖砂国編の続きも少し載っている。新編への橋渡し的な役割を果たしているようだ。
村田の存在はまだ真魔国の人達には知られていなかったんだっけ。随分前のことなので、マニメとごちゃごちゃになって忘れていた。
Posted by ブクログ
まるマシリーズの外伝5巻目。「通り過ぎた森の先に」「界雷」「まるであなたの瞳の色」「呼んでやらない」「彼がマ王に育つまで」「マ夏の海は恋の季節」「彼はまだ還らない」の7編の短編+αを収録。前巻『故郷マ』の後日譚というか、次巻の前日譚らしき話が収録されているので、外伝だからと言ってこの本を読まないでいると、今後の展開に差し支えがありそう。外伝と言うよりは本編の15.5巻と言った感じでしょうか。その他には、眞魔国を創成した眞王と大賢者の話や、有利と村田の日常のエピソードあり。盛りだくさんで楽しめました。個人的には、村田の視点から描かれている「彼がマ王に育つまで」が好きです。有利の幼稚園、小学校時代の話なのですが、有利は子供の頃からこんな性格だったんだなあ。
Posted by ブクログ
シリーズ番外編第5弾。
ムラケンとその魂の所有者だった双黒の大賢者の、過去のエピソードをふり返る短編集になっています。同時に、今後本編のストーリーにかかわってくることになりそうな、眞魔国の始祖・眞王と、禁忌の箱にかんする内幕も明らかになります。
小学生の頃に、有利がイジメられている子を守ろうとしたエピソードが、とくに印象にのこっています。
Posted by ブクログ
このシリーズ全巻揃えているわけではありませんが、表紙のふたりの話ということで、なんとなく、買ってみました。
これだけでも楽しめたと言えば、楽しめました。
Posted by ブクログ
基本的に短編集。8つのお話とムラケンズで構成。
サイドストーリーばかり。番外編だから、本編の穴を埋めるので非常に大切だったりなかったり?
最初の2つは眞王と大賢者の話。
3つ目は眞王とムラケン。
4つ目、ユーリとムラケンの地球での一コマ。
5つ目はムラケンの回想録。出合った頃と知り合った頃が中心。
6つ目は聖砂国へ流されるきっかけになった海でのバイトのその後。ユーリが記憶を失い、戻るまで。
7つ目には本編との流れを汲んでます。
聖砂国からの復路。それを見ている眞王。
聖砂国Lastからの続き。それでいて次への橋渡し。
そしてムラケンズ。
長短編っぽくアーダーベルト、刈りポニ、ジェイソンとフレディの日々が描かれてます。
番外編とはいえ、本編に沿っているので読まないと判らない事多いかも。
喬林氏にしてはギャグがないかなぁ?
Posted by ブクログ
あれ、マニメと違って眞王と大賢者って仲あんまし良くない……!?
てか眞王がすっげ悪役っぽいんですけど!!!
幼稚園児にしてすでに野球園児だったんだなゆーちゃん……そしてしょーちゃんの教育もどうよ。。。