あらすじ
異世界に行ったきり消息が掴めなくなってしまったおれ、マ王渋谷有利。そんな不肖の弟(おれ)の安否を気遣う渋谷言えの兄貴・勝利(ショーリ)は、出来のいい頭をフル回転させてナイアガラの滝逆流計画(自力でスタツア)を組み立てていた。さてその頃、当のおれはといえば聖砂国への船旅中で、クセモノ少年王サラレギーの目を盗み、難民(?)の皆さんを安全な場所へ誘導しようと画策していたのだが……。
TVアニメ化された、元祖・異世界トリップ・ファンタジーの傑作シリーズ、謎が謎をよぶ“聖砂国編”第3弾!!
1930年代アメリカ。上流階級のお嬢様・エイプリルが祖母から受け継いだ裏稼業は、誇り高きトレジャーハンター。相棒のDTと共に依頼をこなすうち、亡き祖母が守り続けた「禁忌の箱」の謎にたどりつき、陰謀に巻き込まれるが……。
TVアニメ化された、元祖・異世界トリップの傑作シリーズ!!
※「今日からマのつく自由業! 」「今度はマのつく最終兵器! 」は、「今日から(マ)王! 魔王誕生編」(角川文庫)に、
「今夜はマのつく大脱走! 」「明日はマのつく風が吹く! 」は、「今日から(マ)王! 魔王彷徨編」(角川文庫)に
「閣下とまるマのつくトサ日記!? (外伝第1弾)」「息子はまるマのつく自由業!? (外伝第3弾)」は、「今日から(マ)王! 地球過去編」(角川文庫)に、
「きっとマのつく陽が昇る! 」「いつかマのつく夕暮れに! 」は、「今日から(マ)王! カロリア編」(角川文庫)に、
「天にマのつく雪が舞う! 」「地にはマのつく星が降る! 」は、「今日から(マ)王!カロリア編 II」(角川文庫)に各々収録されています。
感情タグBEST3
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ついにサラレギーが本性を現す。したたか、腹黒いと思っていたが、こんなことをたくらんでいたとは。そして探していたベネラと・・・。
この巻で一番気に入っているのは、ダカスコスとアーダルベルトが酒を飲みながらする会話。ダカスコスは役に立たない・・・と思っていたが、すごく性格がいいやつなんだなと。ダカスコスが感動するような世界を作ろうとしているのは、まさしくユーリなのだと、感慨深かった。アーダルベルトも初期のイメージとだいぶ変わったな。一匹狼のような気がしていたけど、周りにいる人間が変われば変われる人なんだと思う。アーダルベルトはユーリの魂がジュリアであることを知っているから、「奴は幸せそうか?」と聞いたんだろう。じーんときた。
アビーと勝利の会話が笑えた。アビーの日本語、日本文化の間違った覚え方がひどすぎる・・・。それからグウェンダルが弱すぎる…。彼はとても有能なはずなのに、アニシナを前にするとかたなし。ほかに相談する相手がいなくて、肩を落として悲しそうに戻ってくるシーンを想像するとおかしかった。この国は大丈夫か?
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『星が降る』に次いで表紙が好きです。ずっと息を呑んだ展開が続いていて、おろおろしながら読んでた本編ですが、ここにきてようやく息を吐けた感じでした。 「人間が好きなんですね」と「そうか、淋しいんだな」のセリフが凄く好きです。ところで、『お嬢様』のネタがここまで引っ張られてくるとは思いませんでした…。
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サラの本性がわかりました。読んでる方はバレバレなんだけど、実際ああいう感じの人と会っても本性見抜くのは難しいんじゃないかと思います。それにしても剣を突きつけたときの陛下は男前だったなぁ。良い魔王(笑)に成長していってくれると嬉しい。
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ゆーちゃんあんまり素直に人を信じちゃダメよー と言いたい。
けどそこが27代魔王陛下のいいとこですよね。
ラストにあの人が出てきてテンション上がった。ここであれがそーなってこれが繋がるのね!?
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今回のユーリ、非常に荒波にもまれてます。
サラとの双子登場でビックリな展開。
予想は出来ていたことが少し悲しかった。
『大切な物というのは、本当の持ち主の元への戻ってくるものだよ。あるべき物をあるべき場所へ、そして持つべき人の元へ』
の台詞は今後どう響くのだろうか?
それと同時進行で地球で頑張っている兄のショーリ。
キミは一体どうしたい?そんなのブラコンか…
つか、ユーリが妹だったらどうなってたんだ?
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久しぶりにマ王読みました。やっぱり喬林さんのコメディタッチはおもしろいと思います。この感じは他の小説にはなかなかないと思います。グリ江の上腕二等筋(あってる?)とか面白いです。棺桶の奴が一番面白かったです。というかあの挿絵下手したらBLですよね。危ないね。サラレギーの本性は、ちょっとショックでした。
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異世界に行ったきり消息が掴めなくなってしまったおれ、㋮王渋谷有利。そんな不肖の弟の安否を気遣う渋谷家の兄貴・勝利は、出来のいい頭をフル回転させてナイアガラの滝逆流計画を組み立てていた。さてその頃、当のおれはといえば聖砂国への船旅中で、クセモノ少年王サラレギーの目を盗み、難民(?)の皆さんを安全な場所へ誘導しようと画策していたのだが・・・・・。謎が謎と謎をよぶ!?絶好調ハイテンション・ファンタジー!!
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いよいよ聖砂国についたユーリ達!そして本気でナイアガラの滝を逆流しようとする勝利!!一体この先どうなるのか!…みたいな感じです(笑)あの人たちも登場したのでどう関わるのか先が気になる1冊です。
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シリーズ本編第11弾。
有利がいるという異世界へ行く方法を探し求める勝利は、トレジャー・ハンターでまちがった日本通の美女アビゲイル・グレイブスと出会います。
サラレギーとともに聖砂国へと向かう船のなかで、聖砂国へ送り返されようとしている神族の人びとを発見した有利は、サラレギーをかついで神人たちを逃がすことに成功します。
その後、聖砂国にたどりついた有利は、聖砂国の皇帝のイェルシーが、サラレギーと双子の弟だという事実を知って驚愕します。神族の子でありながら法力をもたないサラレギー自身、母のアラゾンに疎まれ、聖砂国から出ることになったのでした。
しかもサラレギーは、有利を騙して、眞魔国を小シマロンに従わせる条約に調印させようとします。コンラッドの助言で、サラレギーの意図に気づいた有利は、彼らのもとから脱出します。そして有利たちは、神族たちを送り出していた「ベネラ」ことヘイゼル・グレイブスに出会います。
番外編『お嬢様とは仮の姿!』のストーリーとリンクして、物語の幅がかなり広がったような気がします。聖砂国の有利と、地球にいるムラケンの活躍が、うまくまとめあげられることを期待したいところです。
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神族に船を渡すために、芝居をしてサラを騙し、救命艇に乗り換えたユーリたちはついに聖砂国に到着した。
聖砂国の皇帝に会い、サラの企みを知ったユーリはサラと決裂。たまたま逃げ出したところである人物と知り合う。
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無邪気なフリをしつつじわじわと『ヤな奴』オーラを出していたサラの本性公開…のような。でもサラがこうなってしまったバックボーンには期待大です(野次馬?) ラストで意外な人物も出てきたので、増々人物関係は面白くなってきましたね〜。
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丸マシリーズ第十三巻。ユーリは聖砂国へ送り返され沿うとしている神族を助けるため、一芝居打つことに。救命艇で聖砂国へたどり着いた一行は丸三日掛けてやっと皇帝イェルシーに面会した。そしてサラレギーの企みを知ったユーリはコンラッド、ヨザックと共に命からがら逃げ出し、ベネラに助けられることとなる。一方地球ではユーリを助けようとそれぞれ奔走する村田と勝利。勝利が空港で出会った女性は地球魔王ボブの知り合いで、箱に関係しているらしい。
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やっとこさ聖砂国に入りましたね。
食えない奴だ、嫌いだ、と思っていたサラが本当に食えない奴でした。
○マはギャグが効いているけれど、流れるシリアスな問題が考えさせられます。
ユーリのような高校生は現代日本では少数派かもしれないけれど、頑張ってほしいよなぁ…。
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大好きなマルマシリーズ。番外編・本編ともに全部買っちゃいました。腐とBLに目覚めさせてくれた本です。あ、本編がBLなわけじゃないですよ!トイレから異界に行っちゃう、健全異色ハイテンションファンタジー☆
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まあ紹介するまでもないんですが、いちおう。
勢いで押し切る感じのテンポは現実逃避したいときにお勧め。主人公の一人称あってのマだと思うから、ぶっちゃけアニメ化は微妙じゃないかと思う。