あらすじ
禁忌の箱のひとつ「凍土の劫火」があるという聖砂国で、ピンチに見舞われ、途方に暮れているおれ・渋谷有利(ユーリ)の職業は魔王。一筋縄ではいかない同行者・小シマロン王サラレギーを牽制しつつ、頼れる仲間たちと合流したおれは、砂の途の先に現れたオアシスに辿りつく。
一方、おれの安否を気遣う友人の村田やうちの兄貴も、何だか大変なことになってきて……!?
TVアニメ化された、元祖・異世界トリップ・ファンタジーの傑作シリーズ、“聖砂国編”第6弾!!
※「今日からマのつく自由業! 」「今度はマのつく最終兵器! 」は、「今日から(マ)王! 魔王誕生編」(角川文庫)に、
「今夜はマのつく大脱走! 」「明日はマのつく風が吹く! 」は、「今日から(マ)王! 魔王彷徨編」(角川文庫)に
「閣下とまるマのつくトサ日記!? (外伝第1弾)」「息子はまるマのつく自由業!? (外伝第3弾)」は、「今日から(マ)王! 地球過去編」(角川文庫)に、
「きっとマのつく陽が昇る! 」「いつかマのつく夕暮れに! 」は、「今日から(マ)王! カロリア編」(角川文庫)に、
「天にマのつく雪が舞う! 」「地にはマのつく星が降る! 」は、「今日から(マ)王!カロリア編 II」(角川文庫)に各々収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
○マシリーズは全部好きなのですが、全巻選ばず一番好きな表紙を代表に選びました。
文章の書き方も私好みで読みやすく、ギャグも面白くて大好きですv
Posted by ブクログ
07.12.17読書
ボケ部分が相変わらず良い感じでした。前巻がとんでもない展開で終わりましたが、今回も似たり寄ったりじゃないかと思います。発刊が遅すぎて前巻内容をあまり覚えてない罠
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バラバラに散っていたピースが舞台に揃ったというところでしょうか。聖砂国編終局の兆しが見えてきました。今後残した謎を次巻でどう解決するのか期待。大団円で締めて頂きたいですね。時事ネタ冴えてます(笑)
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もうアーダルベルトがすべてを掻っ攫っていった感がすさまじい!
おまけとか!アーダルベルトお前いい奴(?)だなっ。
次男頑張れ!
そして帰ってきたあの男。
安心したっ。でも完全には安心できない畜生!でもよかった!
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ヴォルフラムとの再会。そして騎馬民族の救世主との・・・。
久々のユーリの魔術シーン。本人は大失敗といっているけど、結果として火を消せたわけだし、そんな失敗ではなかったと思うのだけど。時々ユーリの中にあらわれるジュリアがいいなぁ・・・。
アーダルベルトが料理が得意というのが驚き。料理を手づかみで食べるシーンがあるんだけど、番外編でのジュリアとの出来事を思い出していたのかもしれない。自分も手づかみで食べるあたり、優しいなと思う。
番外編がいい。アーダルベルトとジュリアがなぜ?もしかして政略的に?そのわりには、アーダルベルト愛しているよね。っていうのがずっと疑問だったので。素敵な話だった。
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今回一番気に入ったのは、何と言っても最後のアーダルベルト!
今までは特に興味なかったんですが、恋するアーダルがもう可愛くて可愛くて。
若い頃のちょっと油断したオールバック(一筋たらしてるって事です)もよし。
本編はといえば、やっぱり全体的にはいまだシリアスのままですね‥‥
それでも途中途中のギャグには笑わせていただきました。
それから、次回の渋谷兄弟対面の様を想像するだに笑えます。
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禁忌の箱のひとつ「凍土の劫火」があるという聖砂国で、ピンチに見舞われ、途方に暮れているおれ・渋谷有利の職業は魔王。一筋縄ではいかない同行者・小シマロン王サラレギーを牽制しつつ、頼れる仲間たちと何とか合流したおれは、砂の途の先に現れたオアシスに辿りつく。一方、おれの安否を気遣う友人の村田やうちの兄貴も、何だか大変なことになってきて……!?痛快暴走ファンタジー、まるマシリーズ待望の本編第14弾登場!
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本編としては一年半ぶりの待望の新刊。ヴォルフラムもヨザックもどうやら死んでいないらしいことは分かったが、事態の進展はあまりない。サラレギーの黒さはいつの間にか影を潜めてしまった気がする。コンラッドはいつまで無意味に「裏切り者」の立場を貫くのだろう。合間合間の小ネタには、改めて作者の雑学の広さを思い知らされる。与謝野晶子まで入れてくるとは…。
Posted by ブクログ
シリーズ本編第14弾。
ヴォルフラムと合流した有利は北へ進路をとるも、北方の騎馬民族の襲撃を受けることになります。村に火が放たれ、逃げまどう人びとのすがたを目にしたことで、有利の意識は途絶え、魔王として覚醒します。そして彼は、地球で彼との再会を願う兄・勝利とアビゲイル・グレイブスと一瞬だけの遭遇を果たします。
その後有利は、騎馬民族の「救世主」にまつり上げられているアーダルベルトと合流し、彼の協力をとりつけることに成功します。
一方聖砂国へとやってきたムラケンは、イェルシーによって操られるヨザックによって捕らえられてしまいます。
巻末には、アーダルベルトとスザナ=ジュリアの出会いを描いた「恋に落ちて」が収められています。こちらは短いながらもきれいなエピソードに仕上がっています。