【感想・ネタバレ】日に流れて橋に行く 4のレビュー

時は明治末期。傾きかけた老舗呉服屋を、英国帰りの三男・星乃虎三郎が立て直す!というお話ですが、これがめちゃくちゃ面白かった!
競合の呉服屋が近代化の波に乗り、どんどん先へ進んでいくのに、虎三郎の店「三つ星」は依然として旧体制のまま。客足も遠のき、これでは未来がないと、虎三郎は英国で知り合った実業家の青年・鷹頭と二人で「三つ星」の改革を始めます。
従業員たちは、最初こそ反発するものの、虎三郎の商才と人心掌握術の上手さにほだされていきます。
初めての女性店員、下足番の廃止など、改革の内容がまた「明治」という時代をよく表していて、「ああ~これが文明開化!」という気分にさせられます。
打算か、友情か、虎三郎と鷹頭の関係も気になるところ(このあたりの描写は、さすがBLで人気の日高ショーコ先生という感じ)。
お仕事漫画が好きな人には、ぜひ読んでいただきたい。丁寧に織り込まれた時代背景と、痛快なストーリー描写に引き込まれる良作です。

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新時代の幕開け

明治という女性が弱い立場になりがちな中、我が道を行く時子、いろいろと困難もあるけど、かっこいい〜!新時代の幕開け、三ツ星も上手く時代の波に乗れる事を、祈るばかりです。

#深い #カッコいい #アガる

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2021年11月19日

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日に流れて橋に行く

時子の素直で前向きな姿に心躍る4巻でした。
鷹頭の過去や日本で何がしたいのかが少しずつ明らかになります。虎三郎との信頼を絶対に裏切らないでほしいですね…。

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2021年05月02日

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ドレスが素敵でした

時子がバタバタと元気に前向きに仕事をしている姿は、見ていて気持ちがいい。
この明るい流れを横目に鷹頭の過去が見え始め、これからどうなるのか期待が膨らみます。

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2020年06月13日

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