あらすじ
第二回イベントを相棒のサリーとワンツーフィニッシュで飾ったメイプル。新たにギルド【楓の木】を創設し、仲間とともに強化に励むのだが……? 後に「人外魔境」「魔界」と恐れられる、最凶ギルドが産声を上げる!
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『週末冒険者』(著:るうせん)のお試し版が収録されています。
感情タグBEST3
アニメ1期の6~9話の辺りに相当する感じ…。
メイプルは相も変わらずイレギュラーにスキルを取得して人外になってしまいましたね。
今巻の中だけでも『身捧ぐ慈愛』『暴虐』『機械神』と獲得し…、それぞれのスキルでのイベントがあった方が良い様な気もしたけど、このテンポだからアニメ化と相性が良かったのか…、感想の難しいところです。
また、自分らのギルド「楓の木」を設立し、前巻迄のメンバーにユイとマイも加えて8人となって、次巻では初のギルド対抗イベント。
引続き読み進めます。
おまけの立ち読みはイラン!
さてと防振り3巻目。
この巻でアニメ第一期のオープニングに出てきてる面子は全員出たかな?
STR極振りはメイプルと一緒じゃないとどうしても無理だと思うな。しかも「身捧ぐ慈愛」発動してなきゃ無理。
この二人はそのうち面攻撃を覚えるのかな?これを覚えると強いよねぇ。
次巻へ進む。
Posted by ブクログ
第3巻は、メイプルという存在がいよいよ“物語の中心”へと成長していく躍動感に満ちていた。防御力に全てを捧げるというシンプルな発想が、ここまで想像を超えた物語を生むのかと、読みながら何度も驚かされる。彼女の無邪気な行動が新しいスキルを呼び寄せ、ゲーム世界そのものの常識を揺さぶっていく姿は、まるで大きな世界に小さな波紋が広がり、やがてそれが潮流となっていく過程を見ているようだ。
サリーをはじめとした仲間たちとの結びつきも、この巻で一段と深みを増した。単なるゲーム内のパーティ以上の信頼が生まれ、その間にある温かな空気が、読者に“この世界に共にいる心地よさ”を感じさせる。強さだけではなく、彼らの関係性がしっかり積み上がっていくことで、メイプルが歩む冒険がより豊かに輝き始めるのだ。
そして何より面白いのは、運営側の困惑と苦笑が、物語を軽妙にしつつ奥行きを与えている点だ。メイプルが常識外れの力を手にするたび、世界がその都度かき回され、同時に新しい可能性を切り開いていく。読者は、彼女が引き起こす“想定外のドラマ”に振り回されながらも、どこか誇らしい気持ちでページをめくってしまう。
第3巻は、メイプルがただ可愛く強いだけではなく、“世界を変えるほどの偶然と必然をまとった主人公”へと歩みを進めていく転換点でもある。読後には、柔らかな笑いとワクワクがじんわり残り、「次はどんな奇跡を見せてくれるのだろう」と期待せずにはいられなかった。
安定してる
今回はギルド戦にむけてのパワーアップ回。
新しい能力はワクワクするね。
ただ、ちょっとMPの概念がきちっと管理されてるのかというのと、AGIの値の価値がフワフワしてきてるなあ。
特にAGI。AGIが0の双子がバシバシ攻撃当てられて、AGIが少し増えたメイプルがダンジョン高速周回?
スキルの補助はあるにしても、ちょっとご都合主義感が強くなってきてるなあ。
ご都合主義感モリモリ作品は、「コツ」とやらを覚えるとステータスとかスキルとかシステムを無視して急激に強くなりがち。
メイプルがどんどん人外に…
今巻はギルドを作り、次巻の第三回イベントに向けて戦力強化していくお話でした。
メイプルはどんどん人外になっていきますね…
盛り過ぎな気がしますが…
仲間も曲者だらけ、今後もどう成長するのか楽しみです。