あらすじ
バトルロイヤルイベントで全プレイヤー中3位という驚異的な成績を残し、一躍有名プレイヤーとなったメイプル。あらゆる攻撃を回避する相棒サリーとともに、今度は倒せないはずのボスだって楽々蹂躙しちゃいます!?
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~』(著:とーわ)のお試し版が収録されています。
感情タグBEST3
1巻でヒロイン弱体化?!みたいなメンテナンスがあったので、
運営の動きが気になるところでしたが、ここへきて裏のアタフタ感が垣間見れたのが面白かったです。
このスキルにこんな使い道があったのか!はある意味ヒロイン天才で面白い。
アニメと重複する7巻以前の部分を飛ばして読み始めていたので、この2巻は初読。
アニメ1期の3~5話の辺りに相当する感じですが…。
アニメ版の視聴記憶があるので、エピソードが少しずつ入れ替わっていたり色々と違いが有って、少し混乱…。
本編としては第2回イベントをメイプルとサリーのバディが楽しみつつ、シロップと朧をテイムし、カスミや、カナデに出会うところまで、クロムとイズとは前巻で出会っているので、パーティメンバーが揃うのは次巻か次々巻か…。
余談ですがアニメ版ではミーは早々に登場したのに、書籍版では未だなんですね…
アニメから小説へ
アニメを見てとても面白かったので、2期が放送されるのを待ちきれずに全巻購入してしまいました。
第2巻では、第二回イベントのお話が書かれています。
内容の大筋は変わりませんが、アニメでダイジェストで流されてた過程もしっかり書かれていて、アニメとはまた違った新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
この先も楽しみで仕方がないです。
おまけのお試しはいらん!
さて、防振り2巻。
色々絡んできそうな新登場人物有りぃの、癒やし系キャラ補強有りぃの。
鳥の攻略はまだ追いつけたが、イカの攻略は水中なんだか空気中なんだかよくわからんことに。w とはいえ下げのモヤモヤはゲーマーあるある。w
イベラスの洞窟で中ボス化するサリーもそのうち人口に膾炙するんだろうなぁ。
次巻へ進む。
Posted by ブクログ
夕蜜柑著『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2』は、単なるゲーム系ファンタジーの続編に留まらず、「創意工夫」と「仲間との結束」が織りなす軽やかで奥行きある物語として完成度を高めた一冊である。
本巻では、メイプルがさらなるスキルを得ていく中で、彼女の無垢な発想力と、周囲の仲間たちがそれを支え合う姿が印象的に描かれている。防御力に極振りするという一見奇抜な選択が、単なる“チート”ではなく、“世界をどう捉え、どう関わるか”というテーマへと昇華している点に深い魅力を感じる。仲間と共に未知のイベントに挑む描写には、プレイヤー同士の信頼関係と連帯感が確かな温度をもって息づいており、読後には不思議な充足感が残る。
戦闘の華やかさの裏に、戦略と心の成長を重ね合わせる構成は巧みであり、読者はページを追うごとにメイプルたちの“遊び”が単なる娯楽を超えた意味を帯びていくのを感じるだろう。
シリーズの持ち味である柔らかな筆致と、キャラクターたちの素直な感情表現が生み出す温かみは健在でありながら、本巻では物語としての「厚み」と「広がり」が加わっている。穏やかでありながら確かな進化を遂げた本作は、日常の中にある創造と友情の力を再認識させてくれる、まさに“防御”の奥に潜む静かな強さを描いた秀作である。
内容は悪くない
ほんわかしてて危機感がまったくないけど、まあそういう物だと思って読めば面白い。
ただ言葉のチョイスに難があって、例えば敵がしっかりと構えて魔方陣を出して何か攻撃をしかけようとしている場面で「本能でそれが危険と感じ」みたいな文書がでてくる。
…いや、見たらわかるじゃん?っていう。
本能ってもっと見た目にはわからないような状況下で発揮されるものでしょ?など、国語力の低さが時々かいまみえてしまうのが非常に勿体ない作品です。
運営ガンバ!
今巻では閑話で運営側の様子が書かれています。
メイプル… 完全に運営側にマークされてる…
運営側が警戒しても、その予想を斜め上… というか異次元な方向に超えるメイプル…
胃に穴が開きそうですね…