あらすじ
《貴種》と呼ばれる吸血鬼が支配する中世西欧的世界。教会で養われていた少年は、吸血鬼の少年と出会い、共に都を目指して旅をすることになった。その途中、遭遇する様々な出来事は、まさに変革の兆しが見える世界と連動していた。
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Posted by ブクログ
前巻までの内容ほぼ忘れていたけど、読み進めて行くうちに思い出しつつ、先が気になって一気に読めてしまった。
いろんな人がいなくってしまって悲しいだけの終わりに感じなかったのは、彼らが生を全うしたと思えたから、残されたラウルに彼らの想いが続いていくと思えたから。
いろんなペアの主従関係たいへんおいしかったです。
Posted by ブクログ
篠田せんせいのこういう話、大好きなのに、予想外に読むのに時間がかかってしまった。
こういう、ゴシックな話、大好きなのに。
分厚さと二段組みのボリュームはさすが。
オラフの過去があまりにも凄絶で、読むのが辛かった。
でも、それが出会いをもたらしてくれてはいるのだけど。
ミハイの壊れっぷりはぞっとした。
哀れでもあるけれど、、、
でも、正直、あのラストは私の好みではなかった。
ラウルとイオアン、大好きだったのに。
衝撃で、思いも寄らないというのは確かだけど、、、