【感想・ネタバレ】黎明の書 巻之陸 翼あるもののレビュー

あらすじ

《貴種》と呼ばれる吸血鬼が支配する中世西欧的世界。教会で養われていた少年は、吸血鬼の少年と出会い、共に都を目指して旅をすることになった。その途中、遭遇する様々な出来事は、まさに変革の兆しが見える世界と連動していた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻までの内容ほぼ忘れていたけど、読み進めて行くうちに思い出しつつ、先が気になって一気に読めてしまった。
いろんな人がいなくってしまって悲しいだけの終わりに感じなかったのは、彼らが生を全うしたと思えたから、残されたラウルに彼らの想いが続いていくと思えたから。
いろんなペアの主従関係たいへんおいしかったです。

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2020年09月12日

Posted by ブクログ

篠田せんせいのこういう話、大好きなのに、予想外に読むのに時間がかかってしまった。
こういう、ゴシックな話、大好きなのに。
分厚さと二段組みのボリュームはさすが。
オラフの過去があまりにも凄絶で、読むのが辛かった。
でも、それが出会いをもたらしてくれてはいるのだけど。
ミハイの壊れっぷりはぞっとした。
哀れでもあるけれど、、、
でも、正直、あのラストは私の好みではなかった。
ラウルとイオアン、大好きだったのに。
衝撃で、思いも寄らないというのは確かだけど、、、

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2019年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不完全な神という発想は好き。
最後駆け足で皆がいなくなってしまったけど、あまりさみしく感じないのは、彼の中に「全部ある」からか。
さみしいのはむしろ皆を自分のものにしてしまった彼の方だろう。
皆の中には彼はいない。

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2025年08月15日

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