【感想・ネタバレ】スタープレイヤーのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

10個の願いが叶うとしたら何を願うのか。
叶えられる10個の願いを通して、主人公が成長していき、最初は自分のために、終盤はみんなのために願いを使う。そんな成長の物語。

描写が丁寧なのか、情景がパッと目に浮かぶし、読み終えてから冒頭にあった地図を見てみると、自分が想像していた通りの地図が広がっていた

ファンタジーと一言で括れない、恒川光太郎さんの独特な雰囲気に終始飲まれ、読み進める手が止まらなかった。

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2022年05月10日

ネタバレ 購入済み

とても面白かった!

大好きな恒川先生の本!すっごく面白く、最後までノンストップでした。
夕月の、外見を美しくするという願いは絶対自分もやっちゃうと思います(^^)宝石だらけのキラキラ庭園も!異世界トリップものは、異世界に行ったら外見が絶世の美男美女に変わっていた話が多い気がしますが、自分でやっちゃうと親近感がわきますね。しかしその後、スタープレイヤーなら外見をいじれると知っているマキオと出会って気まずい思いをしたり、宝石だらけの庭園を人に見られたらやばいと思い立ったり、ラナログに外見からスタープレイヤーであろうと推察され怖い思いをしたり、後々軽はずみに叶えた願いが緊張を呼ぶ展開が、なんかリアルでした!
スタープレイヤーであるため優位に立っている筈の夕月が、スタープレイヤーではない人達により危機にさらされる展開もあり、人の能力というのは本当に様々なんだということが、この本を読むと分かります。スタープレイヤーであろうなかろうと、狡猾で容赦のない人が一番怖いと思いました。
ラスト、夕月が旅立ちを夢見るシーンがありますが、その旅をぜひ読んでみたいなぁと思いました。

#ドキドキハラハラ

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんなに爽快なファンタジー小説は初めてです。10個の願いという制限が、物語にスリルとドラマ性を生み出していると思う。恒川さんはノスタルジックなホラーを書くという印象があったけれど、こんなに明るくワクワクするような話も書けるのかと意外に思った。

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2021年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ファンタジーなんだけど、妙にリアルな感じがする話。むしろリアルが入り込むことで超次元的な力が引き立つのかな?

主人公の心の成長という部分で、過去の回想は必要なんだろうけど、ちょっと長いなという感じ。
ただ、ラナログの話もだけど、いろんな世界を行ったり来たりしながらというか、多視点的に読めるのは、ファンタジーみが出て割と好きかも!

あと個人的には、特に章立てされておらず、ひと続きのお話、まさに主人公の時間と共に進む感じがして、ファンタジーらしく一気に読めるので良かった!

スッキリ感こそあまりないけど、まるで冒険したみたいな達成感は感じた! 

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2020年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しい国の名前麗和で鳥肌たった…
恒川光太郎さん本当好き
ホラー要素ほぼゼロだったので自分的にはストレスフリーで読み進むことが出来た
推し!!!

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2020年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クジを引いて当たったら、異世界で願いが10叶うってスタートで、主人公の30代バツイチ無職の女性が美人に変身し、豪邸を建て、自分を襲った男を召喚するってとこまでは、人の欲望を描く寓話的話かと思ったが、そのあとファンタジー世界での国家戦争の話になり、だったら主人公が不倫したり、通り魔を痛めつけるエピソード(結構リアルに書いてある)は要らなかったんじゃないか。そこがせめてもう少しあっさりしていて、ファンタジー世界の成り立ちみたいなものに注力していたらもっと面白かったかも。
ファンタジー世界の成り立ちが、実はスタープレイヤーに関わっていそうなのだが、謎解きはなしで終わった。
これは二作目以降で明らかになるのかもしれないが、何となくもやもやする。
なぜスタープレイヤーに選ばれたのか、どうして10の願いが叶うのかは分からずじまい。
ナルニアみたいに、一話はきちんと完結して、尚且つ通して読むと、ひとつの世界の始まりと終わりがわかるっていうのが理想なんだけど。
最後まで読めたので面白くなくはなかったのだけど、続けて二作目も、という気持にはならなかった。

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2019年06月02日

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