【感想・ネタバレ】暴虎の牙 上のレビュー

あらすじ

「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?

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Posted by ブクログ

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シリーズ3作目。上下巻の上。前作から時は遡り、再び大上が主人公。日岡が登場する前に出会ったとある凶暴な若者、沖との邂逅を描いた話。読んだ感じ、大上と沖という二人の人生を紹介するような、下巻に向けた助走のような内容。その割に面白くてほぼ一気読み。立て続けに下巻を読まないと。

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2025年07月16日

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ネタバレ

三部作最終章なので楽しみにしてた
日岡の続きかと思ってたら、一度も出てきやしなかった
それもそのはず、まさかのガミさんが復活
そして新たな魅力的すぎるキャラクター沖の登場
序盤から盛り上げてくれる
一気に読み終えてしまった

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2024年01月23日

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ネタバレ

「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?

上巻は大上の過去編。沖との出会いが描かれる。まだ、大きな抗争の前段の段階。下巻になるとスピードアップするのかな?

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2023年06月17日

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ネタバレ

沖虎彦
綿船組の二次団体の笹貫組が仕切っている賭場の金をかっさらう。レイバン。十六歳のときに傷害で少年院に入っている。呉原の不良連中がつるんでできた愚連隊・呉寅会のリーダー。
笹貫組との抗争中に逮捕。18年後に出所後、再び呉寅会を組織。

三島考康
呉寅会幹部。小学校からの沖の親友。龍。

重田元
呉寅会幹部。小学校からの沖の親友。デニムシャツ。

横山昇
綿船組の二次団体、笹貫組の幹部。

田島和樹
横山の舎弟。

森岡
チェリーに十万の売り掛けが残ってる。笹貫の同級生。

チェリー
キャバレー「キラキラ」のホステス。

大上章吾
ガミさん。北広島署二課、暴力団係の刑事。マル暴刑事。上司のスキャンダルを握っている。マル暴としての抜群の実績がある。
脅迫や暴行など強引な手法でヤクザの抗争を抑え込む。

沖勝三
五十子会の組員だった男。七年前、突如として姿を消したまま、行方がしれない。当時、四十歳を過ぎたばかりで、中学生の息子と、正月高学年の娘がいた。
クズ野郎のため、息子虎彦に殺害される。

飯島武弘
二課暴力団係の係長。大上の直属の上司。

塩原正夫
二課の課長。

瀧井銀次
チャンギン。瀧井組の組長。大上とは学生時代からの付き合いで、広島のヤクザのなかでは、最も気心が知れた極道。

吉村和樹
巡査長。大上の部下。広島北署に配属されて一年の男。

多賀恒
呉原東署。大上のかつての部下。マル暴歴は五年。

五十子正平
五十子会会長。金に汚いヤクザとして有名。
元、五十子組組長。大上の妻子を殺害している。

浅沼真治
五十子会の若頭。

竹内博
浅沼真治の子分。

貴山寛子
スタンドバー「ラヴ」に勤めている。元の女。

美香
スタンドバー「ラヴ」に勤めている。竹内のお気に入り。

佐川義則
瀧井組の若頭。瀧井の右腕。

洋子
瀧井の古女房。

笹貫幸太郎
笹貫組。
仁正会本部長。仁正会の綿船の跡目を溝口と争い、内部抗争の果て一構成員に格下げされた。

美代
瀧井が入れあげているクラブのホステス。

高安
五十子会の組員。浅沼の舎弟で幹部を務めている。

塩本
呉寅会に最近入ったメンバー。

清子
大上の妻。深夜の路上でトラックに撥ねられて死亡した。

秀一
大上の息子。深夜の路上でトラックに撥ねられて死亡した。

友岡昭三
五十子の舎弟。友岡組。広島市西北に事務所を構える古くからの博徒。

上田照光
友岡組の幹部。恐喝と傷害、覚せい剤で三度の前科を持っている。

一ノ瀬守孝
五十子と同じ呉原市に暖簾を掲げる老舗の博徒、尾谷組の若頭。

真紀
虎彦とはスタンドバー「クインビー」で知り合った。

香澄
クインビーのママ。夫は笹貫組の幹部。現在、鳥取刑務所に服役している。昔、「カサブランカ」でエミリーという名で水商売をしていたとき、大上と知り合いだった。

幸江
虎彦の母。

順子
虎彦の妹。

尾谷憲次
尾谷組組長。鳥取刑務所に服役している。

一ノ瀬良治
守孝の父。漁協の組合長で、ヤクザ相手に一歩も引かない根性の据わった男。

田中文子
沖の実家の近所の住人。

道下
尾谷組の若衆。

天木幸男
一ノ瀬の右腕。

横田敦
米子に暖簾を掲げる横田組の組長。同じ米子に根を張る明石組系、梅原組組長殺害の報復で殺害された。

山内卓也
尾谷組を破門になった。横田殺害の暗殺部隊にいた。

備前芳樹
一ノ瀬の二歳上の中堅幹部。

賽本
尾谷組の一ノ瀬の前の若頭。五十子会に殺された。

綿船幸助
綿船組組長。

金田米子
ホルモン専門店「佐子」の店主。

元木昭二
趣味は喧嘩とウエートトレーニング。

元木昭三
昭二の双子の弟。

元木昭一
昭二の兄。三年前に喧嘩で死んだ。

林達也
沖が少年院で知り合った男。十七歳にして車上荒らしの常習犯として有名だった。

林松吉
達也の父。達也に盗みのテクニックを教えた。窃盗(ウカンムリ)の松と捜査員からふたつ名で呼ばれていた累犯者。

今日子
「佐子」の米子の妹の孫娘。

由貴
クインビーのアルバイト。

安藤
瀬戸内連合会。

晶子
「小料理屋 志乃」のママ。

賽本友保
晶子の死んだ夫。尾谷組の若頭だった男。五十子会の鉄砲玉に、居合わせたバーで射殺された。

金村安則
賽本を射殺する絵図を描いたといわれている。五十子会若頭。三か月後に刺殺された。

宮里義男
尾谷組の準構成員だった。沖と少年院で一緒だった。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山中での殺人シーンから始まり、凶暴な愚連隊である沖虎彦と、そこに近づいていく刑事・大上の様子が丁寧に描かれている。極道だった父を憎む気持ちから、極道を目の敵にする沖と、その気持ちを利用して五十子会を弱体化させたいと考える大上、という構図を明確にするところまでがこの上巻だが、これまでには明らかになっていなかった大上の妻子の死の真相などもわかり、シリーズものの一部としての役割もしっかりと果たされている。大上と沖の関係性がどうなるのか、ときが変わって平成の日岡との出会いはあるのか、沖の行く末は、など、楽しみな要素が沢山あるので、引き続き読み進めたい。

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2026年03月08日

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