あらすじ
「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。上下巻の上。前作から時は遡り、再び大上が主人公。日岡が登場する前に出会ったとある凶暴な若者、沖との邂逅を描いた話。読んだ感じ、大上と沖という二人の人生を紹介するような、下巻に向けた助走のような内容。その割に面白くてほぼ一気読み。立て続けに下巻を読まないと。
Posted by ブクログ
三部作最終章なので楽しみにしてた
日岡の続きかと思ってたら、一度も出てきやしなかった
それもそのはず、まさかのガミさんが復活
そして新たな魅力的すぎるキャラクター沖の登場
序盤から盛り上げてくれる
一気に読み終えてしまった