【感想・ネタバレ】無敵の殿様 無敵 対 最強のレビュー

早見俊

足利家の流れを継ぎ、全国で唯一、徳川将軍家に臣従していない大名・喜連川家。その実権を握る若き大御所・喜連川恵氏は、家督を譲ったのち江戸に居をかまえ、市中のさまざまな難事件を解決に導いていた。そんな恵氏のお目付け役である大月源五郎は、ある日ひょんなことから、軽薄で無礼だがどこか憎めぬ、変わった借金取りと出会う。そしてその男こそ、長谷川平蔵に見出され、火盗改の切り札ともいえる最強の同心・佐治剣之助であった！著者別シリーズ『最強同心 剣之介』の主人公が『無敵の殿様』にまさかの殴り込み！夢の共演を果たした、衝撃のシリーズ第九弾！

[ブクログ · ★★★★★]

足利家の流れを継ぎ、唯一徳川家に臣従していない大名、喜連川恵氏、松平定信の家臣でお目付け役の大月源五郎、忍びで影猫の美代の物語、今回は、はみだし同心佐治剣之介が参加します。借金の仇、恨まれすぎた女、欲目の名物、無敵対最強の４話、どれも面白かったです！　早見俊　著「無敵対最強」、無敵の殿様シリーズ№９、２０２０．１発行。