【感想・ネタバレ】無敵の殿様 決戦！裁きの宝刀のレビュー

早見俊

ふらりと盛り場へ出かけ、賭場で暴れまわったあげくに、捕らわれの身となってしまった喜連川家の先代藩主・喜連川恵氏と、警護の大月源五郎。必死の思いで脱出はしたものの、町は、無法なごろつき集団によって支配されていた。庶民の窮状を知り、復讐すべく動きだした恵氏であったが、その裏には、とんでもない悪党どもの奸計が隠されていた……。すべてを決する戦場の地で、喜連川家に伝わる宝刀・三日月宗近が、悪書に巣くう闇の住人たちを斬り裁いてゆく！将軍家に仕えず、なにものにも束縛されない喜連川恵氏が、あざやかに難事件を解決する、痛快時代シリーズ。大好評の第五弾！

[ブクログ · ★★★★☆]

早見俊　著　「決戦！　裁きの宝刀」、無敵の殿様シリーズ№５、２０１８．５発行。足利将軍家の血筋を引く喜連川家の当主（徳川将軍の客分）、喜連川恵氏の物語。捕囚の大御所、源五郎の婚活、五月晴れの御前試合、悪の堀　の４話。好奇心旺盛、そして自由気ままな大御所の振る舞いに、サポートする大月源五郎と忍びの美代は、もう大変！

[ブクログ · ★★★☆☆]

常識にとらわれない殿様の活躍が痛快。
今話題の三日月宗近も登場するし…
テレビの時代劇で見てみたい。