あらすじ
分冊版6 お人よし攻×クズのチンピラ受×ヤクザの“オンナ”受。どちらも危険でエロい、W受け! チンピラのカジノディーラー・菊地はイカサマが発覚し、ハメ撮り動画を撮られた末にヤクザの借金を抱える身となる。返済のために新職場でも金を盗む菊地は、“前科”に気付いた男に脅迫され、SMレイプを受けていた。一方、カジノのバーテンダー・新谷は、菊地の借金返済を手伝う流れでヤクザの“オンナ”須藤と「1回30万」の援助交際を始める。セックスは変態的で淫乱だが、私生活では脆い姿を見せる須藤に、新谷の心は揺れ動き―。 ※寄越す犬、めくる夜(第2巻)の分冊版です。
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須藤の闇
暴力団・極清会会長の清兼嘉継のオンナである須藤はその日も彼と関係を持っていた。
いつも通りに終わったあと須藤は清兼にくすりを自分にも分けて欲しいというがダメだった。
その後清兼は部下の佐治に須藤にクスリを直接渡さずに自分を通せときつく言うが、彼が去った後佐治は渡すなとは言わないんだなと独り言を言うのだった。
相変わらず新谷の家で居候している菊池は最近ずっと横領がバレた時に男に抱かれたという事をある客に知られてその男やその知り合いに肉体関係を強要されていた。
いつしかそいつに対する殺意が湧いてきた菊池は、新谷と美由紀と三人で訪れたディスカウントショップでスタンガンを目にした時にそいつを殺害するという選択肢を思いつくのだった。
その後美由紀から年の離れた兄と同居するきっかけが母親の再婚相手から色目で見られたことがあったからだと聞かされたのだった。
新谷や美由紀の事を大切に想うがそれがいい方向に向かいそうにない菊池の今後が心配。