【感想・ネタバレ】寄越す犬、めくる夜 分冊版（４）のレビュー

のばらあいこ

分冊版４ 極めて、凶悪な受２人。タチが悪くて手に余る、2つのカラダ──。【お人好し攻×クズのチンピラ受×ヤクザの“オンナ”受】 舞台はヤクザ経営のカジノ。バイトの新谷（しんたに）はチンピラのディーラー・菊池（きくち）がやっていた横領に巻き込まれ、制裁を受けることになってしまう。制裁を命じるのは会長（オーナー）の“オンナ”・須藤（すどう）。命令は「ビデオカメラの前で菊池を犯せ」。唐突な命令に硬直する新谷だったが、須藤にモノを咥えられ、泣きじゃくる菊池を犯すよう導かれ──。 ※寄越す犬、めくる夜（第１巻）の分冊版です。

[パン♪ケーキ · ★★★★★]

ソフトな物腰だけれど容赦無い須藤の新たなる一面が新谷に対して明かされつつあって、面白さが増してきました。

＃ドキドキハラハラ

[かと · ★★★★★]

さすがです！

なんかツライけど、でも続きが気になって仕方ない！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

[★★★★☆]

条件

前働いていたカジノで横領をしていた菊池は主犯の竹田とカオリの裏切りによって罪の全てを被らなければいけない状況に陥っていた。
合法的な仕事は給料が少ない上にドカタでは割に合わないためまたディーラー業をやらざるを得ない彼だったが横領のツケとしてカメラが回っている前で男に無理矢理抱かれた事がある客に漏れてしまっているため口止めとしてその男に乱暴に抱かれることになってしまう。
そんな日々に嫌気が差して新谷の家に帰った後嗚咽をもらすがそんな菊池を新谷は抱く。
今まで乱暴な抱き方しかされてこなかった菊池の心はほぐされるのだった。
一方泣く菊池を抱きながら心を突き動かされた新谷はある決心を胸に須藤に電話をした。
菊池が500万の借金を返すために50万を一週間ずつ用意するというのは無理だから返済方法を変えてほしいという新谷の要求を受け入れようとしない須藤。
しかし肩代わりする気があるなら考えるという須藤に後日100万ほどを持っていく新谷。
しかしそこで言われたのは家族を引っ張ってくること、妹のための金を解約して返済に充てる覚悟があるかと聞いた須藤だったが一回30万でデートするかという提案を新谷にする。

優しく扱われると心がすぐ動く菊池、かわいそうなヤツに欲情する新谷、それを把握した上で新谷に自分と肉体関係を持たせようとする須藤。
今後どうなるのか楽しみ。