あらすじ
世界に挑む旋律が会場を震わせるーー
ついに幕を開けた、世界ジュニアオーケストラコンクール。
韓国、ベネズエラ、ドイツetc.
各国の奏者達の圧巻の演奏に会場は次々と飲み込まれていく。
そんな中、日本代表の青野たちは仲間と積み重ねてきた日々を胸に、
「最高」の音を響かせられるのか……!?
ヴァイオリンをやめた青野一は、ある日出会った。少女と、そしてオーケストラと。
それまで一生懸命に取り組んでいた音楽をやらなくなり、気の抜けた生活をしていた主人公の青野は、担任の先生である武田先生の策略により、ヴァイオリンを練習する秋音律子と出会う。あまり上手くない演奏をしていた秋音は、先生が所属していたオーケストラ部に入るために練習をしていたのだった・・・。
この作品の特筆すべきところ。一つ上げるとすれば、音楽って素晴らしいと思える演奏中の描写。目を瞑れば旋律が聞こえてくるよう。作中の世界に入ってみたいと思ったことも数知れません。
もちろん音楽だけではありません。登場する皆にも注目です。主人公を含め、出てくる皆には悩みがあります。そんな悩みにぶつかりながら解決するところは、自分のことのように喜ばしいです!どんな話が進んでいくのか、どんな曲を演奏していくのか。続きをどんどん読みたくなる。そんな作品です。
感情タグBEST3
体感数分、、
臨場感が半端ない!
音はもちろん聞こえてこないけど、引き込まれてテンポ良く読み切ってしまいました。全然知らない楽曲でもぐっと入り込んでしまった、、。
日本の演奏の評価がきになる
匿名
親子の会話
演奏後の親子の再会かと思ってましたが、まさかこんな場所での再会とは。ある意味青野家の関係者が一同に会してしまったわけで、音楽以外の展開も気になりました。ちょうど良いとこで切られたので、早く次巻が読みたいです。
心のボタンの掛け違い。。
学生時代。
家の事情と、ハジメの境遇が重なって見え、お互いのすれ違いが共感できます。。
かつての自分は、ハジメと同じだった。。
尊敬していた親に見捨てられた感覚。。
親にしてみれば、どんな形になっても、大事に育てた我が子。。
この歳になって、親の気持ちも、あの時の自分の気持ちも理解できるように。。
佐伯君がいうように、お互いが対話をする必要がありますね。。
父親も、息子に伝えたいことが溢れているのでは。。
登場人物が子どもたちだけでなく、等身大の大人の存在がある。。
現実でもあり得る心の葛藤が描かれている骨太な作品ですね。。
続きが早く読みたいです。。
匿名
国際コンクールが始まった!
いよいよ国際コンクールが始まり、各国のすごい演奏が絵から伝わってきます。日本も満を持して、これまでの練習の成果をぶつけます。
大会の審査委員である父親とのやりとりもあって色んな意味でハラハラさせられる回になっています。